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42歳、(株)リクルートグループ管理職、初めての転職

42歳、(株)リクルートグループ管理職、初めての転職

No.553
  • 現職

    一部上場 ネットマーケティングリサーチ会社 管理職

  • 前職

    (株)リクルートグループ メディア部門 管理職

高橋 雄一朗 氏 42歳 / 男性

学歴:地方県立進学高校 卒

最初に転職を意識した出来事

20歳で(株)リクルートに入社し、グループ会社を含めて22年間(株)リクルートグループに在籍していました。リアルに転職を意識したのは2010年の春。そこで行われたことは 「希望退職制度」 が期間限定で設定され、多くのベテラン社員が会社を去りました。出版不況、カスタマーの変化によりメディアビジネスが減退していくなか、私の所属会社も縮小を余儀なくされていたのです。そこでは 「残って欲しい」 という経営陣からのメッセージを頂戴し、即座には退職しませんでしたが、今後のキャリアを考えるうえで、退職を意識する十分なキッカケとなりました。

本気で転職を意識するようになった

それからの2年間、会社の将来・未来、自分がこの会社でどうありたいのか? を真剣に考えるようになりました。22年の間で、担当メディアも複数経験し、職種においても法人営業・クリエイティブ・業務設計・渉外といった職種の幅があり、管理職も11年経験していました。この会社でやれる事はやり切った、という意識を強く持つようになり、この経験をもっと別の会社で活かせないものか? と考え、腹が決まったところで、(株)エリートネットワークの松井社長へ転職の相談に伺いました。

なぜ(株)エリートネットワークだったのか?

私に限っては特殊です。松井社長は(株)リクルート入社時の上司だったからです。(20歳の下っ端からすれば、当時の松井さんは雲の上の存在でしたが。。。。。) それから数年前の知人の結婚式で再会し、頂戴した名刺に思い切ってアポイントのお願いメールを送らせて頂きました。そこから数時間後に秘書の方から返信頂き、翌日の午前中のアポイントを頂きました。レスポンスの速さに驚くと共に、失礼のないように松井社長の部下でなくなった20年近くの時間を埋めるように、職務経歴書を5〜6時間かけて作成しお持ちしました。
人材紹介会社は大手のリクルートエージェントもありますが、(株)エリートネットワーク以外の登録は行いませんでした。なぜなら、大手は条件検索を行いマッチする会社を絞りこんでいきます。
私は大卒でないこと、年齢が40歳を超えていることの2点からデータベースによる絞り込みでのマッチングには不利である、という意識が働いたからです。(人材紹介会社勤務の知人から40代で絞り込むと極端に求人が減ることを聞いていました)

その点、松井社長は丁寧に私がどのような業務をやってきたのか? 私の強みは何なのか? 今後どうして行きたいのか? を約2時間半のカウンセリングのなかで、的確に把握・理解して頂き、人材ニーズのアリナシに拘わらず、マッチしそうな会社を理由と共に12社リストアップして頂きました。まさに転職活動を開始したばかりなのに、未来への希望・可能性を感じることができました。

内定に至るまで

早速、リストアップして頂いた企業様へ売り込みを開始して頂き、2社の面接の機会を得ました。ここまで履歴書と職務経歴書を提出して約1週間。想定より早いスピードでのセッテイングで驚きました。正直40代の転職は厳しいと想定していた為、企業様との面接の機会そのものをこんなに早く頂けることに驚きました。

私個人としては、(株)リクルート及び(株)リクルートグループにて相応な業績を残すことができている、という自負はありました。ただ、その業績や経験がどれほど世の中で価値があるものなのか?は分かりませんでしたので、面接の機会を頂ける、という事が大変ありがたかったです。
その後、面接に備えるために、相手企業様のHPを各社10時間以上熟読し、会社の基本情報を押さえると共に (これは松井社長から何回もアドバイスを受けました)、自分なりにネットや書籍を中心に周辺情報を把握し、当日を迎えました。

ここでの驚きは、いきなり執行役員クラス以上の方との面接からスタートしたことです。
相手先企業との信頼関係を築かれており、しっかり売り込んで頂けたからこそ実現できたものと思います。(ありがとうございました。)
それと少しタイミングをずらして、次の3社を紹介頂き、同様に相手先の企業理解に努め、自分のキャリアでどんな役に立てるのか?の仮説を考えながら面接に臨みました。

結果的には最初の面接開始から1.5か月というスピードで、内定を頂くことができました。
本当に本当に、感謝しております。ありがとうございました。

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