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No.502

未就労25歳,司法試験断念,上場企業で未経験SEに

前職
未就労
現職
JASDAQ上場 会計システムコンサル会社 未経験SE
土田 正樹 氏 / 25歳
早稲田大学 法学部 卒
東京大学 大学院 法学政治学研究科 法曹養成専攻 修了

1.司法試験の断念

私は学生の頃から法律家を目指しており、法学部時代に旧司法試験を1回、法科大学院を卒業した後、司法試験を2回受験しました。しかし、全て択一試験は通るものの論文試験にて不合格。制度上、あと1度受験することは出来たのですが、司法試験を断念し、企業への就職の道を選ぶ事にしました。
今までずっと司法試験を目標に法律を勉強してきたにも拘らず、すっぱりとその道を断念したことについて不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、私は司法試験の道から身を退くこと自体にはそれほど抵抗はありませんでした。それは次の二つの思いが私の中にあったからです。一つは「司法試験に受からなくても今まで勉強してきた法律の知識を活かせる仕事はあるだろう」という思いです。すなわち、企業の法務職に就くことで、自分の法律の知識を活かそうと考えていた訳です。その一方で「司法試験の失敗をバネにして、今まで勉強してきたものとは全く別のものに挑戦し、自分を成長させていきたい」という思いもありました。つまり、法務職以外の職種にも興味を持ち始めていたということです。
このような二つの思いから、司法試験を断念すること自体は早々と決断できました。とはいえ、相反する二つの思いから、職種の選択には迷いがあったというのが正直なところです。

2.(株)エリートネットワーク様の就職支援サービスへの登録

今まで受験勉強ばかりで全く就職活動をしたことがなかった私は、就職先を探そうにもまず何からすればいいのかも分からず、また、上記のような職種の選択における迷いもあったので、とりあえずカウンセリングだけでも受けたいと思い、(株)エリートネットワーク様の就職支援サービスへ登録することにしました。数ある人材紹介会社の中から(株)エリートネットワーク様を選んだのは、私と同じように司法試験を断念した方の体験記をホームページで拝見し、真摯に相談にのって頂ける印象を抱いたからです。

3.カウンセリングを受けて

登録後すぐにカウンセリングをして頂きました。担当者様のカウンセリングは、ホームページで抱いた印象以上に丁寧なものでした。その後、色々な面接を経験することになるのですが、このカウンセリング以上に自分のことを深く掘り下げて分析するものは無かったように思います。具体的には、私のこれまでの人生の事細かな分析と、就職に何を求めているのかの確認でした。このカウンセリングを通じて、自分を客観的に分析することができたことは、この先の就職活動においてとても重要なことでした。私が法務職以外にも興味があるということがはっきりと判ったのもこのカウンセリングの御陰です。
とはいえ、やはり法務職への思いがなくなった訳ではないので、法務職と他分野の職種を並行して就職先を探していくことにしました。実務経験のない者の法務職への就職は非常に難しいのですが、ありがたい事に実務経験のない者でも就職可能な応募先を複数見つけて頂きました。また、他分野については、私は実務経験どころか勉強すらしたことのない素人だった訳ですが、それでも応募できる企業を多数見つけて頂きました。私一人の力では自分の希望に沿う企業をこんなに見つけることはとても出来なかったと思います。

4.企業面接

その後、幾つかの会社から書類選考通過の通知を頂き、面接をすることになりました。やはり初めての就職面接ということで勝手が分からず不安もあったのですが、面接前に毎回担当者の方から企業の概要、企業の欲している人物像、面接で予想される質問、更には面接官の人柄等、具体的なアドバイスを頂けたので、しっかりと準備をした上で面接に臨むことが出来ました。
もっとも、全ての面接が上手くいったという訳ではありません。むしろ上手くいかないことの方が多かったです。その主な原因は前述した二つの思いからくる迷いにあったと思います。
面接を通じて最も感じたことは、自分の中に迷いがあることは大きなマイナスになるということです。自分の気持ちを整理しないままでいると、その迷いが面接官に見抜かれ、企業に対する思いが伝わりにくくなってしまいます。大学時から今までずっと司法試験の勉強をしていた私に対しては、決まり事のように「司法試験に未練はないのか」 「法律と関係のない職種だけどいいのか」ということが聞かれました。面接官が、私の心に迷いがないのかを特に気にしていたからだと思います。

5.決断

法務職にこだわるか、他分野で新しい自分を成長させるか、当初から悩んでいた事ですが、決断する必要がありました。この決断は私にとって簡単なものではなかったのですが、担当者の方にも相談にのって頂き、他分野への挑戦を選択することに決めました。出来るだけ客観的に自分の二つの思いを比較衡量した時に、新たな分野に対する好奇心の方が強いと感じたからです。
私が選んだ新しい分野とはSE職です。これは、大学院時代に知的財産法を勉強していた頃から、技術開発に興味を持っていたからです。今まで勉強していた法律とは全く別の分野ですが、だからこそ挑戦する価値がある、自分の成長に繋がる、と前向きに考えることにしたのです。
内定を頂いた企業の社長の方との面接の際、「SEでは今まで勉強してきた知識を直接利用することはほとんどないかもしれないが、司法試験に向けて努力したという経験自体は決して無駄にはならない」ということをおっしゃって頂けました。私もそのとおりだと思います。

6.おわりに

ここ数年の司法試験の結果を見る限り、今後も私のように司法試験に失敗して就職に悩む方は多数出てくると考えられます。そのような方は、【1】司法試験に挑戦し続けるか、断念するか、【2】断念するとして法務職への就職をするのか、他の分野へ就職をするのか、という決断を迫られることになります。この決断は難しいとは思いますが、冷静に客観的に自分を分析した上で決断すべきです。今まで法律の勉強をしてきたのだから、他分野に就職するのはもったいない、という安易な考えをすべきではありません。その安易な考えが今後の人生を台無しにし、もったいないものにしてしまう恐れもあることを意識すべきだと思います。
最後になりますが、担当の転職カウンセラーの山崎さんには、企業探し、面接対策、折々の相談という様々な過程で力になって頂きました。本当に感謝しております。
拙文ではありますが、私と同じような境遇の方に少しでも参考となれば幸いです。

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