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ブライダルプロデューサーから、人事部への転職

ブライダルプロデューサーから、人事部への転職

No.488
  • 現職

    ジャスダック上場 エンタテイメント企業 人事部

  • 前職

    元 (株)リクルート ブライダル部門 法人営業(CV) →
    ブライダルプロデュース会社 結婚式場の運営受託の為の広報・マーケティング業務

安立 ゆきえ 氏 29歳 / 女性

学歴:同志社大学 経済学部 経済学科 卒
社会保険労務士

【Before (株)エリートネットワーク】

社会人8年目の6月、止むなく、私は転職せざるを得なくなりました。私の勤めていたブライダルのプロデュース会社は、元々の業績不振に加え、東日本大震災後の“結婚式自粛”の影響を受け、事業規模を縮小することとなったためです。

これまで、拠点閉鎖による会社都合の退職もありましたが、今回が4回目の転職。
年齢にしては多い転職回数がマイナスになるというのは理解していましたので、転職活動は苦戦するだろうと覚悟していました。

8月末での退職が決まり、一人暮らしの家賃などの負担を考えると、何としても9月1日からの転職先を早急に探したい私は、早速、2回目の転職活動時にお世話になったリクルートエージェントとインテリジェンスに登録をしました。

営業経験が長かった私は、【法人営業】、【東京or関西勤務】のみを条件として、できるだけ数多くの紹介を頂けるようにと思っていました。
リクルートエージェントからは、『求人数が少なくお手伝いがしづらい』状況という前置きの後、メールに添付されてきた11社が求人をしているとの連絡を頂きました。
内容は、人材系やインターネット系の会社の営業職で、とにかく体力を使う飛び込み営業がメインでした。

ルート営業・深耕営業に成功事例を持っている私としては、自分が活躍できる会社なのかどうかという迷いはあったものの、こちらが選べるという状況ではないのだろうと思い、
選考を進めてもらえるように依頼をしました。
転職回数がNG理由になることが多いだろう、とリクルートエージェントから言われていた通り、書類段階での選考オチが相次ぎました。その中でも選考が進んだ会社の貴重な面接の機会で100%力が出し切れるように、カウンセリングを依頼しました。

自分で得られる情報には限りがあり、万全の準備をしたかったためです。
また、本当に求人はこれだけなのだろうか? 何があればもっと紹介数が増えるのだろうか? という疑問を解消したいとも思っていました。
ところが、カウンセリングはできないとの回答。同時期に登録したインテリジェンスからは、『不況のため求人数が激減しているためご紹介できる案件はない』とのことでした。

どうしたものかと頭を抱えていた時、転職経験をした前職の会社の同僚と集まる機会があり、『リクルートエージェントに依頼するよりも直接企業に書類を提出した方が面接に行ける可能性が高い』という話と、『(株)エリートネットワークという熱いエージェントがある』という話を聞きました。これが、私の転職活動をガラリと変えてくれたのでした。

【After (株)エリートネットワーク】

まず、(株)エリートネットワークさんに登録をしてから転職カウンセラーの杉本さんに頂いた初めてのご連絡には、上記2社にあったような『不況のため紹介数が云々』というくだりはなく、『何かやってくれそう!』という期待を持ちました。初回のカウンセリングでは、この転職活動で初めて希望の光が見えた気持ちでした。

杉本さんにお会いするまでは、この市況下で自分の経験が活かせる道や興味がある企業を探すのは困難なのだろうと思っていました。営業職での求人は他の職種より求人が多いだろうに、これほどまで求人案件を紹介してもらえないということは、経験が未熟過ぎるのだろう。もっと使える人材になるには、飛び込み営業や新規営業での成功事例を積み上げる必要があるのだろうか? でも、果たして自分は活躍できるのだろうか? でも、つべこべ言わずに頑張るしかないか・・・・・、と悶々としていました。

ところが、杉本さんは、深耕営業や新規事業立ち上げなど私のやってきたことや興味のある求人案件を次々とご紹介して下さいました。そのため、カウンセリングの場では、自然にこれまでの取り組みやこれからしたいことを臆せずお話しすることができました。
これが、リクルートエージェント経由の面接との違いでした。

杉本さんとお話していて、『そう言えばこんな仕事が楽しかったです』と思い出したことが、企業のご紹介に結びつくこともありました。また、営業職しか考えていなかった私に、女性のキャリアという面から人事への転身をご提案頂きました。私の可能性をぐっと拡げて下さったカウンセリングでした。

リクルートエージェント経由で書類オチをした企業との面接をセッティングして頂いたことや、企業の求人依頼を捌くのではなく、企業側もまだ明確に言語化できていないニーズを捉えて、求職者とマッチングされているのは、求職者のみならず各企業とのグリップの強さ故だと思います。

面接前には、企業のホームページや求人票では分からない情報を教えて頂き、面接で何を語るか作戦を練ることができました。準備万全で臨めた御陰で、面接では力を出し切ることができたように思います。不況下で求人が少ない中でセッティング頂いた貴重な面接ですから、一回一回を、勝負試合と捉え、敢えて打率を計算しながら臨みました。
相性の問題もあるので勝ち負けに拘わっても仕方はないですが、そう捉えることで私自身楽しむことができました。

また、うまく行った時、反対にうまくいかなかった時の理由をできるだけ言語化するように努めました。
うまくいった面接の特徴は、
[1] 自分が捉えている仕事の内容とズレがないかを確認した上で、自分のできることを経験に基づいてお話しできた
[2] [1]の上で先方が私に対する懸念材料を聞いて、解決できた
[3] フィーリングが合った時 だと思います。
また、アピールしたいけれども内容が伝わりづらい経験や業務については、仕事内容をA4一枚にまとめて視覚的にも短時間で捉えて頂けるように工夫をしました。

面接では、よく聞かれる質問もありますが、毎回、初めての質問もあります。
そのため、よく聞かれる質問に関しては面接の数をこなすとそれだけ話すことに慣れますし、初めての質問に関しては違った観点から自分自身の仕事を振り返ったり、性格を捉えることができます。
そういった意味では面接回数を積み重ねるということは、意味のあることだと思いますので、リクルートエージェントに紹介して頂いた企業の面接も役立ったと思っています。

新卒の就職活動も含め、これまではろくに就職活動をしなかったため、今回が初めての本格的な活動でしたが、現場、人事、経営者など様々なレイヤーの方々の想いを直接聞ける機会はそうそうないもの。とても貴重な経験をさせて頂いたと思います。

その中で、一番自分の過去の経験を評価して頂き、素直にワクワクした企業にお世話になることになりました。しかも、杉本さんにご提案頂いた人事部のポジションです。

杉本さんの御陰で、目標より早く、内定を頂くことができました。当初、自分では考えてもみなかった職種ですが、今後のキャリアプランを考えても、間違いなくプラスになる転職だと思っています。
あの時、同僚が(株)エリートネットワークさんをご紹介してくれなかったとしたらと考えると、ぞっとします。たくさんの方に知って頂きたいエージェントです。
ご縁あって頂いたポジションで頑張ってお仕事をして、何年経ってもこの転職は良かったと思えるようにしたいと思います。

私の人生の転換期に、希望を下さった杉本さん、(株)エリートネットワークの皆様、本当にありがとうございます!
これからもどうぞ、迷える求職者の希望であり続けて下さい。

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