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27歳、法人営業まる5年、女性営業職の転職

27歳、法人営業まる5年、女性営業職の転職

No.464
  • 現職

    東証マザーズ上場 SNS  法人営業

  • 前職

    東証一部上場  エンタメ系流通業 法人営業

三井 恵子 氏 27歳 / 女性

学歴:有名私立大学 卒

エントリーから内定まで

私は、新卒で入社した会社で丸5年、法人営業を行っていました。業務自体、経営トップと渡り合うことができ、且つ、会社の収益を担っているという感覚があったためやり甲斐がありました。

ただ、配属当初は、100名弱の事業部が、300名近くになり、自身の業務範囲が、逆に狭まってきていたことを感じ、漠然と、もう少し小回りが利く会社に勤めたいと思うようになりました。また、5年同じ仕事をしてきたため、社内転職と同様に、社外転職も視野に入れてみよう、そんな気持ちで転職活動を始めました。

転職エージェントに登録する際、以前、登録していた大手のエージェントのフォロー体制、相談体制が、いかにもマニュアル然としていたため、どこか良い人材紹介会社はないか、検索していたところ、口コミの評判が高かったため(株)エリートネットワークさんに登録しました。

登録して一番最初の面談で、転職カウンセラーの杉本さんに、開口一番、当時勤めていた会社の良い部分・悪い部分、及び、自身の業務の特性をずばり言い当てられ、本当に驚きました。その後、自分の行いたいこと、はずせない条件等を、かなりぼんやりお話したところ、ずばりSNSが良い、と言って頂き、更に、その業界・企業の成長性、今後の戦略について熱く語って頂き、ああ、この人について行こう、”アニキ”と呼ぼうと、秘かにに思いました。

後で、お伺いしたところ、(株)エリートネットワークさんは、企業への法人営業と、転職相談を1人の方が一気通貫でやってらっしゃるとのこと。道理で”アニキ”は、企業の知識が豊富で、転職相談者のぼんやりとした希望にマッチした求人先をすぐさま見つけて下さったのだな、と後になって思いましたが、その当時は、あまりのスピード感と、まるで、その企業の営業マンのように、熱くSNSの将来性を語っている”アニキ”に、ただただ圧倒されて、最初の面談を終えました。

その後、冷静さを取り戻し、頂いた求人票を見てみると、確かに、自分のできることと、その企業の事業の将来的な方向性がマッチしており、自分のキャリアを生かしながらも、小回りの利く環境で仕事ができると感じ即座にエントリー。その後も、的確なアドバイスを頂き、途中大震災がありながらも、比較的スムーズに、志望していた企業様から内定を頂くことができました。

頂いたアドバイスの中で、印象に残ったのものが2つあります。
1つは、自分という人間が客観的にどう見えるか、ということです。私の場合は、営業を5年していた割には、第一印象の物腰が柔らか過ぎるので、もう少し、最初からガツガツした感じを出したほうが良いということ、また何故、営業をしたいかを明確に言葉にできるほうが良い、とアドバイスを頂きました。

2つめは、一貫したストーリー作りです。採用側は、現職に入った理由、転職したい理由、エントリーした企業に入りたい理由が一貫しているかどうかを確かめるために、様々な角度から、順番を変えて、質問を投げ掛けてくるので、その部分を、しっかり整理するようアドバイスを頂きました。

苦労したこと

このように、”アニキ”の御陰で、内定自体はスムーズに出たのですが、退職交渉には、思いのほか苦労をしました。大震災があったため、定期の人事異動の後に、報告しなければならずタイミングが悪かったことと、新卒で入った社員であったこともあり、強く慰留をされました。

退職交渉の中で、なぜ今なのか、現職の会社ではできないことなのか、どういう人間になりたいかなど、事細かに質問されたため、転職活動をしていた時以上に、自分について深く考えさせられました。

また、今までお世話になり、尊敬もしていた上司の方の強い慰留を断ってまで、本当にやりたいことなのか、自分が描くキャリアプランは正しいのかどうか非常に迷いました。自分が非情な人間にも思えてきて、毎日心苦しさと葛藤しました。

ただ、最終的には、漠然とながらも、自分のやりたいと思うことを信じてみようと思い退職する旨をお伝えし、了承頂きました。

退職交渉は、思った以上に苦労をします。一貫したストーリーを用意することは勿論のこと情に流されてしまいそうになりますので、自分の軸と、進むべき方向性を明確にした方が良いと思います。
また、否定ばかりされますので、自分を肯定してくれる、家族なり、転職カウンセラーの方なりと定期的に話をした方が良いかと思います。

今後の決意

新たなフィールドで、自分の学んだことを生かせるようまた、新たな知識を早く吸収できるよう、肩の力を抜いて、真正面から仕事に取り組んでいこうと思います。

ありがとうございました。

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