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ITコンサルタントへの道を捨て、営業への思いを貫く

ITコンサルタントへの道を捨て、営業への思いを貫く

No.199
  • 現職

    株式会社リクルート 法人営業職

  • 前職

    外資系ソフトウェア企業 法人営業職

鈴木 俊彦 氏 25歳 / 男性

学歴:立命館大学 大学院 
経営学研究科 企業経営専攻 卒

私は、株式会社リクルートで働く事になりました。
改めて今回の転職活動を振り返ってみると、我ながら珍しい転職だったと思います。その転職を成功に導いてくれたのは株式会社エリートネットワークとの出会いがあったから。ご担当カウンセラーの高橋さんとの出会いがあったからに他なりません。まさに「血の通った」紹介をして頂いた事が私の転職活動の成功につながりました。

当初は、「転職したーい!」だったり「この会社はもう嫌だ!」だったりのように転職に対する高いモチベーションはありませんでした。初めて株式会社エリートネットワークを訪ねた時の目的は『自分を客観視するため』という単純で転職とはほど遠いものでした。社外の人と会話して客観的に自己分析してみたい。どうせ時間を使うならプロに聞いてもらおう。そんな思いで、相談のために人材紹介の会社へ行ってみようと思い、知人に紹介して頂いたカウンセラーの高橋さんに会うために(株)エリートネットワークを訪問しました。

そんなマインドで転職活動を始めたにも拘らず、最初にビルを訪ねてからわずか一月半で、転職活動終了に至る事になりました。この事実には、両親、同期、友人はもとより私自身がとても驚いています。そんな私の転職活動について大きく3つ。以下の点についてご紹介させて頂きます。
?:転職活動時の私の状況。
?:転職が決定するまでの過程でどのような心境の変化があったのか。
?:株式会社エリートネットワークという人材紹介会社のどこが良かったのかについて。

?:私の転職活動開始時の状況
お世辞にも明るいものだとは思えませんでした。

・成功体験ほぼなし
→IT業界で法人営業職。現在の会社での職務経歴はわずかに1年強。
はっきり申し上げて、めぼしい経験・戦果はありません。
・年齢は高め
→修士卒で学生生活が長かったために第二新卒にしては若くない。かと言って、会計資格や、金融工学のように即戦力と言えるような実践的で専門性の高いスキルを持っているわけでもありません。
・高くなったハードル
→実は、私は学生時代に(株)リクルートからの内定を辞退しているという過去がありました。内定を蹴って、たった一年強でどの面下げて再度お願いにあがるのかという状況でした。「今回、(株)リクルートに内定するには、一回目より更に高いハードルになっているはず。」というご担当カウンセラーの高橋さんのお言葉も頂いておりましたし、(株)リクルートへの転職には大きなビハインドが存在しました。

Ⅱ:転職活動中の「思い」の変遷
・当初、辞める気はあまりなかった・・・。
→某外資系の大手ソフトウエアベンダで法人営業職として働いておりましたが、上司からは営業のスキルアップのためにもITコンサルタントとして経験を積む事を打診されていました。正直、文系学部出身で技術的な話ができない事がウィークポイントだと感じておりましたので、キャリアアップためにも、いい異動話をもらったと思っていました。勤めていた会社は客観的に見ても技術力、ブランド力とも世界でも有数の会社でしたので、経験を積むには非常に魅力的な会社だと感じていました。新卒でせっかくそういったハイレベルな会社に入れたのだから・・・という保守的な思いもあり、辞めることはあまり現実的な選択だと感じていませんでした。

自分を客観視するために・・・。
→勤めていた会社の先輩数名に相談すると皆が「営業として力をつけるためにもITコンサルで経験を積むのは良いことだ!」という答えをして下さいました。しかし、そもそも若くして経験を積めるチャレンジングな会社として選んだ会社。営業になりたくて営業職として入った会社でしたので、ITコンサルという選択をすんなりと受け入れられませんでした。今後この業界で生きていくならばITコンサルというキャリアは非常に良いことだ。この会社は良いところだと頭では理解しているつもりでしたが、なかなか腹に落ちませんでした。そこで、そんな自分の思いを確かめるためにも一度、社外の方と会話してみようと思い、株式会社エリートネットワークを訪れました。

・「ほほぉう。(株)リクルートか。」
→約2時間。最初の面談は、カウンセリングというよりも人生相談をして頂きました。転職への思いが強くないために、抽象的で各論に至らない話しかできず、しどろもどろになりましたが、ご担当カウンセラーの高橋さんはまさにじっくりと傾聴。懇切丁寧に耳を傾けて頂きました。そして私の“根っこ”がどこにあるのかを根気よく探って頂きました。履歴書、職務経歴書も持って行かず、本当に白紙、名実共にゼロベースからスタートしたカウンセリングでした。
株式会社エリートネットワークは血の通った人材紹介業務を標榜する会社であることや、ご担当カウンセラーの高橋さんのこれまでのご経験や事例を具体的にご紹介頂き、私の建前の就職観だけではなく、本音を吐露する雰囲気・状況を醸成頂きました。お陰で心理的な構えが取れ、そもそも仕事というものに対する自分の思い、営業職という職業への思い。自分のモチベーションがどういった時に沸き立つのかを時間がかかりましたが、ようやく本心で伝えることができました。

「(株)リクルートどう。」カウンセリングの最後にご担当カウンセラーの高橋さんからその言葉を頂いた時、新卒時の就職先として迷いに迷った社名。心の中から引き出しの奥の奥の方にしまった社名をバチッと引き出された思いになり、正直びっくりしました。しかしながらこの時は「また(株)リクルートを受けてみるかぁ。」「ほほぉう。(株)リクルートかぁ。」程度で絶対(株)リクルートへ転職するとは思いませんでした。前職の外資系大手ソフトウエア企業への思い、ITコンサルタントとしてキャリアを積む事も簡単には断ち切れませんでした。

・ガッツン!「頭から滑り込むくらいの思いで臨むべし!」
→(株)リクルートの一次面接直前。ご担当カウンセラーの高橋さんに、面接でしゃべる内容を一緒に練って頂き、具体的なアドバイスをして頂いていました。その時、松井社長がふらりとカウンセリングルームに訪れられました。私の状況や“根っこ”をその場で即時に汲み取られズバリ一言。「二回目だからこそ、より気合いを入れて!頭から滑り込むくらいの思いで突撃を!」と強烈な一言を頂きました。
外資系ソフトウエア企業と(株)リクルート。どっちつかずの浮ついた思いを見透かされたようで、正直、面食らいました。転職する以前に、社会人としての仕事への基本姿勢を反省することができました。そして、自分の人生をもっとアグレッシブにするためにはどうすればいいのか、何を座標軸にして今後の仕事について考えればいいのかと思考しました。その時出た結論は、私の本質的な部分、つまり“根っこ”に当たる部分に自然体でマッチする方を選ぼうという至極当たり前の事でした。その結論を改めて感じた時、結局のところ自分よりもご担当カウンセラーの高橋さんの方が十二分に私という人間をご理解頂いる事、その上で(株)リクルートを紹介して頂いている事に改めて気付きました。
社長の強烈な一言。自分という人間を見て下さった上での紹介。この2つがあったからこそ曇りなく「絶対リクルート!」という心境で面接に挑む事ができました。
内定を手にすることができたのは、強い思いを持って面接に臨むことが出来たからに他なりません。

Ⅲ:株式会社エリートネットワークの良かったところ
結論から言うと、“人間”を見ていると言うことです。この当たり前のことを貫徹しているところこそが、業界他社との違いです。人は誰でも自分のやっている仕事には思い入れが強まり、本当の適性が見えなくなり、転職への踏ん切りがつきにくいものです。その仕事を選んだという選択が正しかったと自らを納得・正当化させようとするものです。株式会社エリートネットワークはそこを気付かせてくれます。あなたの“根っこ”はどこにあるのか?その仕事や組織のカルチャーに適しているのか?と。そういった気付きを与えられるのは、煎じ詰めて考えると“人間”を見ているという事に尽きると思います。

仕事をして満足するということは、金銭以上にその企業の社風に合っているのかどうかこそが一番のポイントとなってくるわけです。場合によっては転職希望者に対して転職を引き留める事もある紹介会社だそうですので、間違いはないと思います。個人のスキルセットと採用希望会社のニーズとのマッチングためにトランザクションを回すタイプの紹介会社の門を叩いていれば間違いなく私のような『自分を客観視したい』という顧客の要望は、満足のいくゴールには到達していなかったと思います。株式会社エリートネットワークのように自分の思い・本音を吐露できて、それを拾い上げてくれる環境があったからこそ、満足のいく成功が得られたのだと確信しています。

今後とも、長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
改めて御礼申し上げます。

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