外資系経営コンサルティングファーム
戦略コンサルタント
外資系大手消費財メーカー
商品開発担当
下田 和也 氏 31歳 / 男性
学歴：大阪大学 大学院 理学研究科卒
私は前職を退社した後、個人的な勉強とボランティア活動の中に身を置いておりました。その活動により自己の内面的な成長をある程度は実感できるようになってきていた折、当初予定していた充電期間も終わりに近付き、就職活動を開始しました。そこでお世話になったのが(株)エリートネットワークとそのカウンセラーの方でした。今回の私の就職の経緯を、ここに簡単にまとめたいと思います。
私が前の会社を退職した理由は、自己の人間としての未熟さに気が付き、それを改善する必要性を強く感じたことです。それは私が今後、自分が考える幸せな人生を築いていく上で、とても大切なものだと確信しました。そのための勉強を進めて行く中で、仕事に対する考え方も変化しました。それまでは就業は自己実現のひとつの手段、日々の糧を手に入れるためにしなければならないこと、そんなある意味醒めた捉え方をしていたのですが、勉強を始めてしばらくした頃から、仕事とは自分が社会に対して貢献していくために行う活動である、そう考えられるようになりました。今日も無事勤めた、ありがとうございます！！そう感謝できる毎日。そういう日々を過ごすために、自分に与えられる仕事とは何なのだろうか……まずはそこからのスタートでした。
私は普段から本はよく読む方でしたが、退職してからは以前にも増して本を貪り読みました。「経営戦略コンサルタント」という仕事に興味を持ち始めたのも、その中でのことです。IBM前CEOが書いた『巨像も踊る』、ポーター著の『競争戦略論』、大前研一氏の『企業参謀』、マッキンゼーの『ウォー・フォー・タレント』、などの本には特に感銘を受けました。それまでは無知から、経営コンサルタントという仕事にはあまり良いイメージを持っていませんでした。一度も会社を経営したこともない人が、どうして経営をコンサルティングなどできるのか・・・・・そう思っていました。しかし、詳しく調べていくうちに、以前から興味のあった経営に関わる仕事、人の成功をサポートして喜びを感じられる仕事、ハードな環境で自己を高められる仕事・・・・・経営戦略コンサルタントという仕事の中の、そんな部分に魅力を感じるようになりました。自己の興味を満たしながら、社会への貢献も強く感じることができる仕事だと思いました。友人や先輩にも相談して、その思いを強くし、またご担当カウンセラーの方にも可能性はあると言って頂き、自信も持つことができました。
しかし、いざ本格的に転職活動を始めてみると、状況は自分が考えていたよりも厳しいことが分かりました。既に離職していたことと、退職してから行っている勉強内容がなかなか企業に理解されにくいものである、と‥いうのが理由でした。前職の経験を直接的に活かせるような職種をメインに考えたほうが良いのかも？・・・・・そうも思い始めました。しかし、この段階で受けたカウンセラーの方から貴重なアドバイスをきっかけに状況は好転し、最終的には志望通りの転職を行うことができました。
今回の転職で感じたことは、やっぱり何事もすべて“人”だな、ということです。
(株)エリートネットワークのカウンセラーの方は、私がこれまでに知っていたカウンセラーのどの方にも増して、親身に話を聴いてくれ、私が望む方向に進む手助けを行ってくれたと思います。実際このサポートがなければ、私の再就職活動は全く違ったものになっていたでしょう。またこのカウンセラーさんを紹介してくれた人は、僕の前の会社の同僚です。私が前の会社を辞めて個人的な勉強を始めるきっかけを作ってくれたのも、ある人との出会いがあったから・・・‥。
私の離職期間中の勉強活動は、一般的なビジネスパーソンの視点からみれば、迂遠な回り道に見えるかもしれませんが、プライベートの生活、仕事、その他、何をするにおいても大切な、自分という人間の器を一回り大きく成長させる上で、間違いなく必要なものだったと思います。これから先の人生、何があるかは分かりませんが、その時々での人のつながりを実感し、感謝しながら過ごしていきたいなと思います。今回お世話になったカウンセラーの方はもちろん、元の会社の同僚、先輩、友人、家族・・・・・関わりのあった皆様に感謝致します。ありがとうございました。
