NASDAQ上場 インターネットサービスプロバイダ 法務部
大手通信会社の法務部 （派遣社員）
三浦 涼子 氏 26歳 / 女性
学歴：慶應義塾大学 法学部 法律学科卒
卒業してから4年程、大手通信会社の法務部にて派遣社員として勤務していました。正社員としての就職をせず、派遣社員を選んだのは、大学院への進学や、資格の勉強を目指していたため、少しでも時間の制限のない仕事をしたいと思っていたからです。
初めのうちは一般事務の仕事をしていましたが、私が法律を専門としていることから、徐々に法律に携わる仕事(契約法務等)を任せてもらえるようになり、3年程経った頃からは、専門知識を求められるような仕事をするようになりました。この歳の派遣社員にしては時給も悪くなく、会社の雰囲気も良かったので、特に待遇面に関しての不満はありませんでした。
ただ、仕事が専門的になるにつれ、企業内部の重要な情報が必要になるのにも拘わらず、派遣社員であることからその情報が得られず、もどかしい思いをすることがありました。
「自分のやっている仕事は、社員レベルの仕事じゃないの？」
社員と派遣で、仕事のレベルの高低を付けるのはおかしいけれど、少なくとも自分のやっている仕事、やりたい仕事は社員の身分じゃないとできないのではないか？と思うようになりました。
また、今はこの時給で不満はないけれど、5年後同じ給料で満足できるはずがない。そもそも派遣社員なのだから、5年後も同じ所に勤務できる保証はない。現時点では不満はありませんでしたが、将来のことを考えると、「このままでいいのかな？」と思うようになり、転職を考え始めました。
多くの人が同じだと思うのですが、やりたい職種が決まっていても、私も勿論、「自分の感性に合った会社に行きたい」と思っていました。社員になって安定したいということは大前提なのですし、仕事内容自体も考慮したいのですが、それよりは、社風、雰囲気、一緒に働く人々が自分のカラーに合った会社を見つけることができるかどうかが気掛かりでした。実際、同じ会社でも部署が違えば雰囲気も違いますし、そのような生の情報は、自分で各企業の求人情報を見るだけでは伺い知ることができません。そこで、転職経験のある友人に相談をしたところ、(株)エリートネットワークさんを紹介して頂きました。
転職もそうですが、正社員としての就職活動も経験がなかったため、どうしたらいいのかがよく判らなかったのですし、具体的な希望がなくて活動を始めてしまったことに少し不安を感じていたのですが、担当カウンセラーの今沢さんとお話をさせてもらううちに、徐々に自分の希望や、逆にやりたくないこと等がはっきりと見えてくるようになりました。
また、心強かったのは、カウンセラーの今沢さんが私に雰囲気の合う企業をチョイスした上で紹介して下さるということです。実際にその企業に足を運んで社員の方々と会い、社風や雰囲気を判った上で紹介をして下さるので、自分一人で活動をしていたら感じていたであろう不安はなくなりました。
また、「何か困ったことがあれば何でも言って下さいね」とカウンセラーの今沢さんから言って頂き、ちょっとした気になることや、希望等、兎に角何でも言える環境を作ってもらえたので、納得する活動ができたことに感謝しています。実際に今沢さんとお会いしたのは初回のカウンセリングの時だけでしたが、活動中は何度も電話でお話しすることができました。
新しい職場に転職をして3週間程経ちました。雰囲気にもすぐに慣れ、同じ部署の人々とも馴染むことができ、いい環境の中で仕事ができています。派遣の時は、立場上、残業することにも色々気を使うことがあったり、逆に早く帰る時にも気を使ったりすることがあったのですが、今は1つの仕事を完全に任されているので、自分のペースで仕事をすることができています。仕事の幅も広がり、学びながら仕事をしている状況です。「社員になると忙しくて、自分の時間がなくなる」と勝手に思い込んでいて、転職することを躊躇していた部分があったのですが、そうではありませんでした。
「社員で、自分のペースで仕事ができて、仕事をしながら専門の法律を学べたらいいな」と転職前に希望していたのですが、それが全て叶った形となり、とても感謝しています。それも、自分ひとりでの活動では叶えることが難しかったと思います。(株)エリートネットワークさんにお願いすることで、会社選びの選択の幅も広がりましたし、社風等、実際に入ってみなければ判らない情報を得ることができたことが大きかったと思います。
どうもありがとうございました。
