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医学部卒 製薬会社のMR、メガバンクの法人営業に

医学部卒 製薬会社のMR、メガバンクの法人営業に

No.974
  • 現職

    メガバンク  大企業向け法人営業 (資金調達、M&A、グローバル展開 等の支援業務)

  • 前職

    日系製薬会社 (一部上場 大手製薬会社からの転籍)  MR職

宇田川 宣彦 氏 30歳 / 男性

学歴:神戸大学 医学部 保健学科 作業療法学専攻 卒
中国 大連理工大学 大学院 管理・経済学部(MBA/EMBA) 留学
九州大学大学院 経済学府 産業マネジメント専攻(MBA) 修了
MR認定資格
作業療法士免許
訪問介護員 2級 養成研修課程修了 (ホームヘルパー 2級)
TOEIC 805点

●はじめに

私は大学時代に医療を専攻していたため、新卒ではMRを志望し一部上場の日系製薬会社に入社。転職活動開始時点で29才、営業職 (MR) として6年目を迎えていました。
比較的満足のいく社会人生活を送っており、将来は本気で幹部になりたいと考え、入社3年目からはMBA取得にも力を入れていました。

しかし、人生何が起こるか分かりません。突然、私は会社の事情で新会社に “転籍” しなければならなくなりました。
それとほぼ同時期に、以前から検討していたMBA取得のため海外留学に行けるチャンスに恵まれ、半年間の中国での留学を経験した後、帰国し新会社に復帰しました。

30才になった頃、今度は国内の大学院でのMBA取得も間近となり、今後の人生設計を深く意識するようになりました。
最終的に転職するかどうかは別として、まずは登録だけでもしておこうとインターネットで検索して初めに出てきた 「エリートネットワーク」 さんに登録しました。

●転職理由

最も大きな理由としては、会社の事情で新会社に転籍しなければならなくなったことです。
新卒入社した上場企業では、誰よりも早く昇格し、会社の経営に携わりたいという目標を持っていたのですが、新会社への転籍により、その実現が難しくなってしまいました。

また同時期にMBAを取得。
これを機に、「人生一度きり、他業界にチャレンジしたい」 という思いが日に日に強くなったことや、業界を大きく変えるなら20代最後の今しかないのでは、と思ったことも転職理由の1つでした。

●転職のコンセプト ( 軸 )

まずは業界を大きく変えたいということを第一の軸としました。

前職の医薬品業界に不満は無かったのですが、全く別の業界の大企業にチャレンジし、成果を出して活躍したいという憧れにも似た想いを、私はずっと抱いていました。
加えて、今までの経験や勉強で培った知識を活かし、将来的に会社経営に携われる企業に就職したいという気持ちがありました。

一方で、留学経験と英語や中国語のスキルを活かした仕事がしたい、という拘りは捨てました。
((英語のスキルとしては、TOEIC805点 (転職活動当初は745点)、中国語は HSK5級と中途半端な印象が否めなかったため。))

当初は、営業職以外のポジションを志望していました。
しかし、転職活動においては過去の経験が非常に重視されます。そのため、営業職以外のポジションではかなり厳しい戦いになることが予想され、今回は医薬品業界以外の営業職のポジションという軸で転職活動を行うことにしました。

●転職活動を通じて得られたこと

自分自身の価値を客観視することが出来ました。

転職活動開始当初、私は自信過剰になっていたように感じます。
新卒時の就職活動の良いイメージから根拠のない自信があり、学生時代及び社会人になってから培った経験、年齢等の自身の経歴に対する企業からの印象は、悪くないだろうと勝手に思い込んでいました。

しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
転職活動を通して様々な体験をし、自身の公正な市場価値を感じることが出来、面接を何度か受けていくうちに自分の本当の価値を直視し、受け入れることが出来たように思います。

●面接の事前準備

志望度の高い企業に関して、事前に転職カウンセラー小中出さんに、面接での想定質問をお伺いし、その質問に対する回答を事前に添削して頂きました。また業界についての事前勉強に関してもアドバイスを頂き、限られた時間の中でしたが、可能な限りの準備をすることが出来ました。
その結果、面接本番では落ち着いて話すことが出来ましたし、何よりこれだけやってダメなら仕方ない という気持ちで面接に臨むことが出来ました。

●転職カウンセラー小中出さんに対して感じたこと

決して、私を持ち上げることも貶すこともなく、第三者としてフェアでフラットな視点で見てくださり、誠心誠意フォローして頂けたと思います。

初めてお会いした時、私は根拠の無い自信を持っていた訳ですが、その勘違いにも冷静なアドバイスで気付かせてくださいました。また私は遠方に住んでいたため、初回の面談をスカイプで実施して頂いたり、休日にも関わらずご連絡を頂く等、柔軟にご対応頂きました。
特に最も志望度の高い会社に対しては、他社との兼ね合いで時間的制約があったにも関わらず、出来る限りの素早い対応をしてくださいました。

●次の職場に賭ける意気込み

約4か月間の転職活動が終わり、結果的に、1番初めに面接を受けた企業から、1番最後に内定を頂き、入社することを決めました。

医薬品業界の営業職 (MR) から、全く異なる金融業界の大企業向け法人営業への転職、業務に慣れ安定していた環境・待遇から、全く未知数の異業界に飛び込むことになります。また今回の転職をきっかけに東京に引っ越すことになりましたので、そういった面でも非常にワクワクしています。

一方で、今回の転職では今後のポテンシャルも見込んでご採用頂いた部分が大いにありますが、30才になりのんびりしていられないという焦りもあります。
入社前にきっちり自身で補える範囲の学習を実施し、早く金融業界に慣れ、吸収し、一人前に仕事が出来るようになりたいと思います。

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