本日現在:1228 転職体験記
No.937

ゲーム会社の経営管理から、財閥系物流会社の財務 (未経験) へ

前職
大手電機メーカー系家庭用ゲーム会社 経営管理部   原価・売上・資産・決算等の主計業務
現職
一部上場 財閥系 総合物流会社 経理財務部   財務担当
小川 淳 氏 / 31歳
一橋大学 経済学部 経済学科 卒
日商簿記検定3級
TOEIC 735点

【 転職を考えたきっかけ 】

転職を考えたのは、経理〜経営管理職で7年ほど経過したタイミングでした。理由は、[1] 給与が思うように上がっていかなかったこと、[2] 福利厚生、残業代のない環境で残業や休日出勤が慢性化していたこと、[3] いわゆる家庭用ゲームビジネスがこの先いつまで続くのか将来的な不安があったこと、です。

[1] の給与については、正直それほど新卒の時には意識していなかった点です。給与は仕事の後に付いてくるものだと思いましたし (今も思っています)、働く理由の第一義に給与が来るのは嫌悪していた所があったと思います。それ故、むしろ色々な体験 / 経験をさせてくれる会社に入社したつもりでした。

しかし30歳という年齢を過ぎ、今後結婚するかもしれないと考えることも増え、やはりそれなりの待遇や定年までしっかり末永く働ける環境が欲しいと思うようになりました。10年前の自分はまず考えなかったであろう、むしろ昔は嫌悪していたような考え方に変わっていったのは、改めて考えると驚きですが、ライフステージによって人間変わっていくものだろうなとも思いました。

一方で、前職の職場環境も親会社からの出向者だらけになり、課長以上の方はそれなりに自分のポジションへの危機感を持っている方も少なくなかったと思います。実際に、人事、総務、経理といったバックオフィス部門はほとんどが出向者のマネージャーに固められていましたし、役職を持たない一般社員でもかなり出向者が増えていました。私はマネジメント直下の管理部門にいたので、尚更将来的な危機感を感じたのかもしれません。

【 初めての面接 】

転職エージェントに登録したり、面談をしたりし始めたのは、ちょうど翌年度の事業計画に大方の目処が付いた2月末頃だったと思います。それから職務経歴書を用意して、3月に初めての面接に臨みました。当時、次の会社もメーカーを志望していたので、探してもらう案件もメーカー中心、追加条件として、前職が子会社の非上場企業だったので、親会社であることを条件にしていました。

早速面接に臨みましたが、上手く行かないどころか、最後のほうは面接官と喧嘩になりかけていました。自分の経験がそのまま活かせる案件はほとんどないと思いますが、そのギャップを埋める情熱なり事前準備の部分が明らかに足りていなかったのが原因だったと反省しています。

しかし、例年だと3月には事業計画も落ち着いて、転職活動に専念出来るという算段だったところに、会社の再編で作ったばかりの事業計画を組み替え、さらに新体制に合わせて Rebuget することになり、その間も転職活動は継続していたものの、準備ができるような余裕がなく、受けては落ちるということを4月、5月の2ヶ月にわたって繰り返していました。ついに、現職のまま転職活動継続が不可能と判断して、5月末には一度中断を余儀なくされました。

【 活動再開 】

7月の後半になり、仕事がやっと落ち着き、退職の意思も会社に伝えたところで転職活動を再開しました。退職の意思を先に伝えたことで、転職都合での休暇、早退も申請しやすくなりました。また転職カウンセラーの小中出さんに言われて作成した 「トークスクリプト」 も、非常に役に立ちました。

しかし、すぐに内定が出た訳ではありません。志望企業は輸出比率の高いメーカー中心でしたが、経理職での転職を考えていた私の場合、現職での経理経験が3年半と短く、加えて途中で管理会計に異動した理由について面接の度に説明を求められました。私の会社は自社工場を持たない業態をとっており、大きく古い日本を代表するような保守本流の製造業の会社であれば、「経理で原価処理を担当していた」 と伝えたところで、大したアピールポイントにもならなかったのだと思います。

その状況で1ヶ月半ほど会社を変えて面接を受けたものの、春と同様落ちるばかり。春に比べると準備はして臨んでいましたが、中々決まらず、持ち駒が少なくなっていくのを感じて焦っていました。

そんな時、小中出さんとその上司の高橋さんに改めてカウンセリングをして頂いて、自分の性格・キャラクターの部分での会社との相性も重要だということ、また 「メーカー以外の優良企業も受けてみては?」 という提案を頂いて状況が変わりました。

実際に、メーカーを受けている時には常に聞かれていて、自分も答える度に先方の反応が気になって仕方なかった 「経理経験の短さと、途中で異動した背景」 という質問も、業界を変えてみると聞かれることすらありませんでした。多少なり自信も取り戻せて、また製造業以外にも積極的に視野を広げるきっかけにもなりました。その流れで2016年の9月半ばには歴史のある財閥系物流会社から内定を頂き、これからそちらでお世話になる予定です。業界的には当初考えていた製造業ではありませんが、面接でお会いした方達はとてもアットホームで、また経理業務に留まらず色々幅広くチャレンジをさせてくれるようです。実際に、私の入社後の配属も経験のない財務領域だと聞いています。

【 転職が上手くいかない方に 】

私も含めて、現職の仕事が多忙で、転職準備が充分に出来なかったり、会社を休みづらいという方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

私が感じたのは、先に会社を辞める意思を伝えた後に非常に気持ちが楽になって転職に専念出来るようになったこと、また先に退路を断ったことでポジティブに転職活動に臨むことができるようになったことです。もちろん一定期間職を失うリスクがない訳ではありませんし、転職を含めてすべての判断は個人に帰属するので、すべての方に勧めるものでもありません。しかし、現職での将来がイメージ出来なくなった時点で、会社に残るリスクもあると思います。私は、転職をするに当たって、気持ちの部分が非常に大きい変動要素だと感じました。もし時間だけでなく気持ちの部分も疲弊し、拘束されていると少しでも感じるのであれば、先に辞めることも十分な選択肢になり得ると思います。

また、どうしてもその業界でなければいけない理由がないのであれば、騙されたと思って別の業界も受けてみるべきです。日本には上場企業だけで3,000社以上の会社があり、もちろんすべて受けられる訳ではありませんが、それなりに選択肢の数はあります。過去の経験は増えも減りもしませんが、上手く行ってない時は気持ちがすり減ってくるものだと思います。そういう時こそ、アプローチを変えてみるのも良いと思います。

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