当社では、各企業に訪問して求人ニーズをヒアリングする法人営業担当と、転職希望者から転職のご相談を承るカウンセラーを分業しておりません。
その為、1件1件求人情報の詳細なニュアンスに至るまで直接お伝えすることが可能です。
【日系コンサルティングファーム】
公共部門 公共機関等向けコンサルタント
【国立大学法人】
学生支援関係の部署 学生対応、制度の企画立案等
岩永 優 氏 27歳 / 女性
学歴：首都圏の公立高校 卒
旧帝国大学 教育学部 卒
TOEIC830点
学生時代は、教育学部で学んだ経験から、漠然と「教育」に関わる仕事がしたいと考えていました。特に大学の講義やインターンシップを通じて、「教育制度を整えること」が、未来を担う子どもたちの可能性を広げる上で重要だと感じるようになりました。
漠然とした理想でしたが、それを実現できる場所として「教育」と「制度設計」を軸に就職活動を進め、ご縁をいただいた国立大学へ入職を決めました。
配属先は、学生の支援に携わる部署で、やりがいを感じながら働くことができていました。
そうして社会人として経験を積み重ねるうちに、もっとキャリアを積み重ねたいという思いが強くなりました。自分の働きがキャリアや年収により直接的に結びつく仕事、そして一つの大学という枠を超えて、地域や業界を横断して影響を与えるような仕事に挑戦したいと考えるようになりました。
一方で、職場の人間関係が良好で、尊敬できる上司や支えとなる同僚にも恵まれていたことや、プライベートの時間も十分に確保できていたことから「本当に転職していいのだろうか？」という葛藤もあり、なかなか転職に踏み切ることができませんでした。
ぐだぐだと悩み続けているうちに、あっという間に20代後半に差し掛かり、異業種へチャレンジするなら今しかないという焦りが募り始めました。一度きりの人生、後悔のない選択をしたい。この思いが、最終的に私の背中を押してくれました。
転職活動を始めるにあたり、まずは大手転職サイトに登録しました。そこで、（株）エリートネットワークの転職カウンセラーの篠原様からオファーをいただいたことが、私の転職活動における最初の、そして最大の転機でした。
初めての電話面談で、私が希望年収を伝えた時、篠原様から「もっと高みを目指していいですよ」という言葉をいただいたことを、今でも鮮明に覚えています。当時の私は、自分の市場価値を全く理解しておらず、漠然とした不安を抱えていました。しかしながら、面談を通じて、今までの経歴に自信を持ってよいのだと思えるようになりました。
さらに、銀座のオフィスに伺った対面での面談では、私の石橋を叩き過ぎる性格をすぐに見抜いてくださり、「とにかくまずは実際に企業の方と話してみましょう」と背中を押してくださいました。
言葉だけでなく、実際に紹介してくださる求人案件も私の希望を上回る魅力的なものばかりで、安心してサポートをお願いできました。
今回の転職活動では、今後のキャリアをより充実させるため、3つの明確な軸を持って臨みました。
1つ目は、「誰かの自己実現に貢献できる仕事」です。
学生時代は「教育」という分野にこだわっていましたが、篠原様との面談を重ねる中で、私が本当にやりたいことは、分野にとらわれず「誰かの自己実現を後押しすること」だと気づかされました。この気づきは、私の視野を大きく広げてくれました。
2つ目は、「チームで働くこと」です。
私は、同じ目標に向かって仲間と協力しながら進めていく働き方を理想としており、チーム一丸となって案件を進める環境で働きたいと考えていました。
3つ目は、「年収アップ」です。
年収は日々の仕事のモチベーションに直結するため、単に額面が上がるだけでなく、仕事内容と年収が正当に見合っているかを重視しました。
これらの軸を基に業界研究を進める中で、最も私の理想に合致したのがコンサルティング業界でした。
コンサルティングファームの多くが、年齢や社歴に関わらず、自身のパフォーマンスが評価されやすい環境だと知りました。自身の成長を年収やキャリア形成の中でより実感できる点に大きな魅力を感じました。
また、コンサルティングの仕事は、多様な専門性や強みを持つメンバーがチームを組み、クライアントの課題解決に挑みます。各プロジェクトでメンバーが入れ替わるため、常に新しい刺激を受けながら、お互いの強みを活かして成果を最大化できる点に強く惹かれました。
そして最も重要だったのが、クライアント企業の経営課題を解決することが、その企業で働く人々の成長や自己実現を後押しすることにつながると考えたことです。業界や職種にとらわれず、様々な企業の課題に触れることができるコンサルティングという仕事は、私の視野をさらに広げてくれるはずだと確信しました。
こうして軸に照らし合わせた結果、コンサルティング業界であれば、私が理想とする働き方やキャリアを実現できるのではないかと考え、転職先としてこの業界を選びました。
転職活動は、自分自身と深く向き合う貴重な機会となりました。
漠然と考えていたキャリアプランを具体化するため、まずは自己分析と企業研究にじっくりと時間をかけました。これまでの実務経験や培ってきたスキル、働くうえでの価値観を言語化し、「社会人として自分が本当に大切にしたいこと」や「将来どのような働き方をしたいか」を明確にしました。
一方で、働きながらの転職活動は想像以上に大変でした。
帰宅後や土日をフル活用し、エントリーシートの作成や面接対策を行いました。これから転職を考えている方には、無理のないスケジュールを組み、早めに行動を開始してみると良いと思います。そして何より、心身の健康を保つために、適度にリフレッシュすることを強くおすすめします。
この体験記を読んでくださっている方の中には、私と同じように転職に踏み出すべきか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。私自身、前職の環境にも恵まれていたため、決断するまでに相当な時間を要しました。
しかし、勇気を出して一歩踏み出し、篠原様という心強いパートナーに出会った結果、年収アップだけでなく、自身の理想の働き方やキャリアを実現できる仕事にご縁をいただくことができました。
転職エージェントを利用するかどうか迷う方も多いと思いますが、手続き面のサポートはもちろん、精神面でも大きな支えとなり、ご支援いただけたことで、より納得のいく形で転職活動を終えることができました。あの時、勇気を出して篠原様に相談してよかったと感じています。
一度きりの人生、後悔しない選択をするために、遠慮なく自分の理想を口に出して伝えていくことが大切だと思います。例えまだ転職の意思が固まっていなくても、少しでも転職の意思があるなら、まず誰かに相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
クライアント企業との太いパイプと採用実績・高い定着率で財閥系企業や上場企業を中心に各業界の大手企業各社から評価を頂いており、ハイキャリアの転職支援実績が豊富にございます。
各紹介先企業に精通した専任のカウンセラーが転職活動の各プロセスにおいて、職務経歴書の作成に関する具体的なアドバイス並びに添削、退職にまつわるノウハウも提供し、次の会社への入社に至るまでひとりのカウンセラーが一貫してサポートします。
