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新規事業開発に特化したキャリアを伸ばすため、全国展開するマーケティング会社へ

新規事業開発に特化したキャリアを伸ばすため、全国展開するマーケティング会社へ

No.1359
  • 現職

    多様な事業展開を行う消費者向け有名マーケティング会社 新規事業開発室

  • 前職

    プライム上場 FA、金型部品の専門商社 事業企画部 プラットフォーム事業におけるプロダクト開発担当

松永 拓也 氏 26歳 / 男性

学歴:南山高等学校 男子部 卒
筑波大学 人文・文化学群 人文学類 哲学コース哲学主専攻 卒
TOEIC 835点

・学生時代の就活

当初は営業職を志望していました。売上という数字で分かりやすく成果を出している人が格好いいイメージがあったからです。また、文系=基本的に営業部門に配属、というイメージでした。つまり視野が狭く、あまり深くは考えていませんでした。
そんな折、逆求人サイト経由でたまたま前職よりオファーを頂きました。前職はBtoBのEコマース事業を行う専門商社で、人の力で売るのではなく独自のビジネスモデルで収益を産むことを重視していました。そのため、採用は総合職だが営業職は基本的には募集していないと伺いました。

改めて自分の適性や志向を振り返った際に、ビジネスの仕組み作りに早い段階から携わりたいという思いが強くなりました。
またロジック重視の社風やストレッチ環境での人材育成を掲げていることも背中を後押ししました。期待半分不安半分、武者修行のつもりで前職へ入社しました。

・入社後のキャリア

運良く全社的に注力している新規事業部署へ配属されたこともあり、新商品の企画から生産改善まで、幅広く様々な業務を担当させて頂けました。
また人間関係にも恵まれ、入社前に想定していたよりもお互いが周囲をフォローし合うような環境でした。そのため、それまでの人生の大部分 (主に部活etc) でソロ競技ばかりしていた私は大変勉強になりました。

・転職活動を始めるきっかけ

以下のようなもやもやとした思いがあり、転職活動に踏み切りました。

・事業開発系のキャリアを進むならば、経験の幅を広げる必要がある。
・色々と一生懸命やってきたが、分かりやすく自分を象徴するような強みがまだ構築できていない。今の延長線上に、強みやスキルを構築できているだろうか?
・あくまで社内的な文脈に依存した能力ばかりが伸びていないだろうか。
・思っていたより年功序列だった、社内のキャリアパスが見えない。
・年収アップ/ワークライフバランスの向上

ワークライフバランス等の分かりやすく具体的な課題から「今の延長線上のキャリアでいいのかな?」という抽象的な悩みがあった状態でした。

・転職活動中に迷ったポイント

①転職の軸
このまま事業開発系のジェネラリスト的なキャリアを進むことに対する不安がありました。事業開発は一定程度のセンスが必要なイメージがあり、自分にそのセンスがあるか、努力により獲得できるスキルなのか自信がなかったからです。「早いうちからスペシャリスト的なキャリアを目指すべきでは?」という迷いから、転職活動前に300時間ほどプログラミングの勉強をしたこともありました。
結論、まずは転職先でも事業開発系の職種を経験し、もし圧倒的に適性がなければもう一度転職しようと決めました。
ただ、事業開発もジェネラリストのスペシャリスト的な側面があると思うので、あまりジェネラリスト/スペシャリストの枠に囚われる必要はないと今では思っています。

②前職の経歴
前職のビジネスモデル・業務範囲がやや独特で、どのようなストーリーで経歴をプレゼンすべきか手こずりました。
これについては(株)エリートネットワーク様との面談で「事業推進というワードチョイスがいいのでは?」というアドバイスを頂き、解決しました。

・転職活動の結果

以下の軸で求人案件を絞り、転職活動を行いました。

①職種は事業推進/開発系
②年収アップ
③可能であればワークライフバランスの改善 (max前職同等レベル)
 
結果、2ヶ月弱ほどで上記すべてを満たす新規事業開発ポジションのオファーを頂き、受諾しました。②の条件は難しいかと思っていましたが、想定以上のご提示を頂き、ありがたいオファーでした。

・エリートネットワーク様にご依頼して良かったポイント

エリートネットワーク様とは別で、数社ほど転職エージェントサービスを利用しました。その上でエリートネットワーク様にご依頼して良かったポイントを記載します。

①転職軸の整理
少しふわっとした状態で面談しましたが、面談をすることで転職軸が整理されていきました。また上述の通り、やや独特な自身の業務内容をどのようにまとめるか迷っていましたが、「事業推進」というワードチョイスをご提案頂き転職活動がスムーズになりました。細かい点ですがこういったご提案はエリートネットワーク様ならではと思います。

②提案の質の高さ
他社様とも数社面談をしましたが、どちらかというと求人起点でマッチする候補者を探している印象でした。(結果論では同じかもしれませんが、)エリートネットワークさんは候補者起点でマッチする求人をご提案頂いていたと思います。自分で求人サイトを検索するだけではスルーしてしまうような案件も多く、応募段階で意思決定の質が上がりました。

③転職活動の効率化
前職が比較的忙しいこともあり、ご担当頂いた転職カウンセラー西堀さんとのやりとりが良いペースメーカーになりました。締め切りやスケジュール設定など、一人だとダレていたと思います。
前述のとおりご提案頂く求人のマッチ度が高く書類選考等の段取りも的確だったので、応募数/選考通過率の両方が高まり、効率よく活動できました。

・オファー後に迷ったポイント

希望条件を満たすありがたいオファーでしたが、最終的な意思決定は悩みました。

・パフォーマンスを出せないのではないかという不安
・そもそも新規事業開発の仕事が自分に合っているのか正直分からない。
 合ってなかったらどうしよう? もしかして自分では熱量が足りないのでは?
・実力以上のポジションになってはいないか?
・年収アップを実現できるが、中長期でみたら前職に残る方が可処分所得が高いのでは?
・外資コンサル等、箔をつけるような転職をすべきでは?
etc
 
しかし、結局は、新規事業やサービス設計のスキルを持った人材になりたい訳であり、オファー先にその経験があるのならば、怖くても取りに行かなければならないと思いました。
また、どうしても「パフォーマンスを出せないかも」という不安が払拭できずグルグルと悩んでいましたが、視点を変えてからはクールに判断できるようになりました。それは「仮に現職に留まるにしても決して安穏としたことではないし、課題は解決されない。どちらの選択肢もリスクは一定程度あり、リスクの差分は (良くも悪くも) 自分が思っているほどではない」ということです。もし同じように悩んでいる方がいれば、参考になれば幸いです。

・最後に

最後に、昼夜問わずスピーディーかつ親身にフォロー頂いた西堀様/篠原様に御礼申し上げます。お陰様で納得のゆく転職活動ができました。ご支援頂いた西堀様/篠原様や周囲の方々、転職先の皆様に恩返しできるよう全力で精進して参ります。

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