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メガバンクの法人営業職、M&Aアドバイザーへの転職

メガバンクの法人営業職、M&Aアドバイザーへの転職

No.746
  • 現職

    一部上場 (株)日本M&Aセンター M&Aアドバイザー

  • 前職

    メガバンク 営業支店 法人営業職

畠山 修一 氏 27歳 / 男性

学歴:京都産業大学 経営学部 経営学科 卒

新卒就職活動

学生時代は経営学部に進学し、その結果マネジメント、企業会計に興味を持ちました。
また、アルバイトは4年間ずっと一流ホテルの宴会サービスに従事していたため、高品質な接客サービスを求められる環境で、たいへん鍛えられました。
「(1) 経営者目線の共有」 「(2) 高品質なサービス」 を軸にしながら就職活動に専念し、銀行での法人営業に魅力を感じました。銀行での渉外業務は、経営者に対しての提案や、お金を扱っていない会社はないため幅広い業界の経営者に会う事ができる環境であり、自分自身の刺激にもなるとも考えました。

メガバンク営業店での5年半

法人営業として業務に携わるに連れ、経営者と経営課題を共有しながら解決の糸口を見出す場面は多々あり、やり甲斐を感じました。また、経営者と人間関係を構築し 「信頼できるお前だからこれを任せたい! 」 と言われた時には、全身が震える程感動する場面もありました。

一方、銀行内部に目を転じると、旧○○バンク出身等の内部派閥や、学歴社会。○○年入行の○○君といった画一的な教育。5つの成功より1つの失敗にスポットライトを当てる減点主義の環境。組織の巨大化に伴う縦割り意識から来る、官僚的な組織運営、リスクヘッジ主義の横行。金融庁に指摘をされないがための膨大な事務書類をお客さまに記入して頂く始末。時間外業務が厳しい中で、法人営業以外に費やす時間があまりにも多いなか、お客さまに対しては 経済合理性とは関係なく 「当行がメインバンクだからこれぐらいはやってくれ」 と言わんばかりのお願いセールスをする場面も。また、銀行全体では 「お客さま第一」 を掲げていながら、お客様を 「単なる中小企業」 と馬鹿にした姿勢でわかったような口をきく上司。しかしそんな上司が出世街道を最短で登っている現実。今後の自分のキャリアプランを立案した所で、その時々の上司が付ける通信簿 (人事異動) によって3年に1回の頻度で人生も勤務地も大きく変わる。結局キャリアプランはおろか、ライフプランも立て辛い環境であると感じました。

このような状況下で、学生時代に理想像として抱いていた 「自分の営業」 が出来ていないことに疑問を感じるようになりました。そして、自分にとっては 「(1) 個人の裁量で行動できる自由闊達な組織」 「(2) 入行年次や出身校やどこ支店出身等に関係なく、個々人の能力・結果が素直に評価に繋がる風土」 「(3) 与えられたレールを歩むのではなく、キャリアを自分で作り上げられる環境」 「(4) メインバンクの立場からのお願い営業ではなく、真のニーズに応える法人営業スタイル」 が実現できる環境の方が、幸福感を得られるのではないかと考えました。

(株)エリートネットワークさんと出会って

転職活動を始めるにあたって、(株)エリートネットワークさんのHP上の 『転職体験記』 を拝見致しました。すると、私と同様にメガバンクでの業務に違和感を持っている方が沢山おり、共感をし、登録をしたのが最初のきっかけです。松井さんとの初回カウンセリングでは、2時間以上に渡り私の考えを深く汲み取って頂き、その上で転職候補先を何社かリストアップして頂きました。結局面接は4社受け、内定は1社から頂きましたが、第一志望からの内定であったため、非常に満足しております。松井さんからは、面接前後の迅速且つ的確なアドバイスに加え、内定後も丁寧にフォロー頂き、非常に感謝をしています。

転職活動は自分の人生のターニングポイントになるため、なかなか最初の一歩が踏み出せない方が多いかと思います。しかしながら、年齢を重ねるに連れて転職先の選択肢が減っていき、今の会社を続けざるを得なくなるのは厳然たる事実だと思います。転職確定後は周りから 「リスクな事をするね」 と言われましたが、日々に充実感を得られないまま惰性で続けているのであれば、「残る方がリスク」 と私は考えます。やっぱり人生一度切りである以上、理想かもしれませんが、最後死ぬ時に後悔のないように達成感を得ながら生きたいものです。

そして、今後転職を考えておられる方がいらっしゃれば、私にこのような事を気付かせてくれた(株)エリートネットワークさんを是非お勧めしたいと思います。

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