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海外留学を経て、外資系戦略コンサルティングファームへ

海外留学を経て、外資系戦略コンサルティングファームへ

No.531
  • 現職

    外資系戦略コンサルティングファーム エグゼクティブアシスタント

  • 前職

    一部上場 警備会社 営業本部 営業職
     ↓
    カリフォルニア大学 サンディエゴ校(UCSD)留学
     ↓
    日本政府系機関 ニューヨーク事務所 エグゼクティブアシスタント

辻川 真希子 氏 28歳 / 女性

学歴:聖心女子大学 文学部 歴史社会学科 卒
TOEIC950点

今回、私の留学の最終目標であった外資系企業への転職を実現することができました。
転職期間を最低3ヶ月は覚悟していましたが、転職カウンセラーの廣重さんと面談をした日から1ヶ月で、志望の会社から内定を頂くことができました。

転職までの経緯

新卒で勤めた会社は一部上場の警備会社で、総合職でした。営業部での営業職。入社1年目の秋に、外国人顧客担当の部隊が立ち上がり、そちらに異動となって、まさかの念願の仕事で英語を使える環境へ。お客様は、大手外資系企業のエグゼクティブの方々。「営業」という仕事は大好きでしたが、定年まで仕事をし続けたいという気持ちが強かったので、体力的にこの仕事はずっとは続けられないと思っていました。加えて大好きな英語を極めたいという想いが強くなり、仕事で多少使える位のレベルには達していたので、語学留学ではなくビジネスマネジメントの勉強で行こうという道が見えたことで、行くと決めたら早い方がいいと、3年4ヶ月で退職、アメリカ留学を決めました。

アメリカ留学では、1年間のビジネスマネジメントのプログラムを修了し、その後アメリカ国内で1年間有給で働けるという資格 (OPTというもの) があったので、それを利用し、ニューヨークでエグゼクティブアシスタントを経験しました。

いざ転職

留学の最終目標は、外資系企業への転職でした。外資系、英語が使えて外国人がいる環境で、体力的に無理なくずっと続けられるバックオフィス業務がいいと決めていました。しかし、やはり営業職は自分に合っていたと思うし、やり甲斐があったなぁとか、バックに行ったら、やっぱり自分はフロントで働きたかったと思わないか、留学で勉強した結果、PR業界に興味が出てきた等々、悩むところが色々ありました。そんな中で転職カウンセラーの廣重さんは、どちらの道も見られるよう、複数 (フロントとバック、PR業界) のポジションをご紹介下さいました。実際に面接に行けば、面接官の方との会話から、企業の印象が分かりました。イメージだけでなく、実際に自分の肌で感じて決められたことは本当によかったと思います。

面接対策

もともと営業肌の私は、初めて会う人と会話をすることが趣味で、面接が大好きという変わりものです……。幸い、すべての面接が通ったので、 何か特別なことをしたか考えてみましたが、特に何もありません。ありきたりですが、以下の3点に注力していたので書かせて頂きます。

1) 応募している企業の業種、ポジションに必要なスキルを洗い出し、それらのスキルを自分が持っていると証明できる自分の実体験を分かり易く話せるように準備。(同じ体験でも、強調するポイント、話しのもっていき方によって、いくつもの異なる強みを証明することができるので、使い回せる。また、逆に、同じスキルの証明でもいくつもの体験を用意することも必要。面接の回を重ねて、それぞれの面接官が一同に会して擦り合わせをした時、全員が同じ体験を聞いているというのでは、マイナスになると考えられるからです。)

2) 実際の面接では面接官の出方を見ながら、会話を面接官のテンションに合わせつつ、徐々に自分を出す。同じことを話すにも、言い方を面接官の好みに合わせる。失敗しないようにしなければ、ではなく、とにかく面接の機会を与えてもらえたことが嬉しいと考えるようにし、それを全面に出し、会話を楽しむ。

3) なぜこの会社なのか、なぜこのポジションなのかを競合他社との比較から、自分の強み・キャリアプランとのリンク度合いから説明できるようにし、絶対に御社という 「熱意」 を伝える。

実際、今回内定を頂いた企業から、「優秀な方というのは沢山いるが、その中で、どうしてもうちの会社という熱意、意欲が伝わってくる人というのは一握り。しかし、それがあるかどうかの方が優秀であること以上に大事。辻川さんからはそれがビンビン伝わってきました。」 というお言葉を頂きました。

転職活動を終えて

思えば、廣重さんにカウンセリングをして頂いた日から丸1ヶ月で、念願の戦略コンサルティングファームでのエグゼクティブアシスタント職の内定を頂くことができました。このようにスムースな転職活動を行うことができたのは、良いエージェントさんと出会うことができたこと、面接対策をしっかりとしたことによるものだと思っています。

廣重さんは、常に私の 「本音」 を確認しながら、転職活動を進めて下さいました。面接の前には必ずお電話を下さって、「こういう人を求めているから、こういう対策をすべき」 と教えて下さり、威勢のいい声で 「辻川さんなら絶対大丈夫ですよ!」 と励ましの言葉を掛けて下さり、面接の後には 「どのように感じたか」 私の本音を聞いて下さいました。本音を聞いて下さった御陰で、最終的に自分が本当に希望する転職先からの内定を頂けたと思います。また、私はニューヨーク滞在中から(株)エリートネットワークさんの正にこの体験記を読んで、実際に転職活動を経験された方が、他社との比較も含めた上で、なぜ(株)エリートネットワークさんに託そうと思ったのかが非常に良く分かり、帰国したら一番にこのエージェントに会いに行こうと決めていたので、不思議な巡り合わせを感じます。

Steve Jobs氏が、かの有名なスピーチで 「点と点をつなぐ」 という話をしています。
私は、留学を決意し会社を退職したその日から、帰国後にはすべての点がつながると信じてきました。今その想いが叶い、点と点がつながったことをとても嬉しく思います。またしばらく後に振り返った時に、この転職も新たな1つの点として、私の思い描く今後のキャリアパスと綺麗につながると信じています。

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