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薬剤師、初めての転職

薬剤師、初めての転職

No.295
  • 現職

    外資系 医療機関向けコンサルティング会社
    コンサルタント

  • 前職

    医療系 独立行政法人
    医薬品安全性調査

野村 志乃 氏 27歳 / 女性

学歴:名城大学 薬学部 卒
ミシガン大学 大学院 疫学分野専攻 卒
薬剤師   TOEIC900点

私は米国で修士課程を卒業後、医療系の公的機関で安全対策等の仕事を1年半経験しました。以前から、そこで2-3年経験を積んだ後は、製薬関係の企業などで、少し形態を変えて仕事をすることでより広い視野を養うか、大学に戻ってPhDを取得し、専門性を高めたいと考えていました。そして1年が過ぎた頃、次の道への下準備として、また社会における自分の現在価値について情報を得るため、事前にリサーチを開始しようと思ったのです。結果的にはこれが実際に転職に繋がることになるのですが、このようして私の転職活動が始まりました。

当初、自分なりにインターネットを通じてリサーチをしてみたのですが、「やりたい仕事は何か」と考えて捜していても、自分の求めるとは何なのか、どんな仕事がいいのか、自分の中でまだ明確化できていないことに気付いたのです。色々な求人から「なんとなく」思い浮かぶキーワードを元に探し当てるのは、効率が悪いと感じました。そこで、まずは「何を目的に転職をするのか」ということを明確に定義しておく必要があるように感じ、整理してみたところ、以下の3つでした。

1.問題解決力をUPしたい
2.コミュニケーション力をUPしたい
3.年齢の若いうちに、仕事に打ち込む経験をしておきたい

仕事をするフィールドとしてヘルスケア業界を希望していることに変わりはないものの、特定の会社のみで通用する能力ではなく、何をするにも必要なベースとなる力をつけたいという思いがありました。今の自分に足りないところは多々あると感じていたものの、「今何をすべきなのか」を考慮した上で優先順位を付け、転職に向けて目的を整理できたのは非常に良い機会だったと思います。

私の転職活動において、(株)エリートネットワークを利用して一番良かったと思うのは、①自分では見つけられないオプションを提示して貰えたこと、②頼れる転職カウンセラーの方が転職活動を通してついていてくれることだと思います。私の転職プロセスを通して、この2点についてご説明したいと思います。
転職活動開始当初は、まず自らの手で情報を収集しました。その時点で、既に現職(医療情報系会社でのコンサルタント職)は私の第一希望となっており、受けてみる覚悟は出来ていたものの、経験も浅い私にできるものかという不安は拭い切れませんでした。そんな時、この求職情報を提供していた転職エージェンシーの1つである(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの方から「一度お会いしてお話ししましょう」とのメールを頂いたのです。カウンセリングでは、私の希望を聞いた上で、他にも色々と選択肢を提示して下さいました。驚いたのは、非公開の求人情報があったことです。これはお会いしなければ出会えないチャンスです。私の場合、最終的に第一希望とするところに変化はなかったのですが、自分では考えもしなかった職への転職の可能性を示して頂けたことで、他の選択肢をしっかりと吟味した上で決断できたのです。これは、最終的に自分の意志を固める上でも非常に有益でした。また、希望する会社の社内の雰囲気についての情報や、実際にその会社に転職された方から得た情報なども聞かせてくれ、社風が自分に合う会社かどうかを見極める上でとても参考になりました。

その後、応募する会社を2つに絞り、書類審査、面接と進んで行きました。面接に至っては、転職を初めて経験する私からの初歩的な質問に対しても、担当の転職カウンセラーの方が丁寧に対応して下さったお陰で、安心して面接に臨むことができ、大変助かりました。また、面接でお話させて頂いたインタビュアーの方々と話す中で、自分のビジョン等もより明確化していきました。この経験は、転職する・しないに拘らず、非常に良い機会だったと思っています。お世話になり、ありがとうございました。

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