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戦略系コンサルタントの転職活動

戦略系コンサルタントの転職活動

No.252
  • 現職

    外資系医療情報会社   コンサルタント

  • 前職

    戦略系外資コンサルティングファーム 
    コンサルタント

竹本 敦洋 氏 27歳 / 男性

学歴:早稲田大学 理工学部 経営システム工学科卒

はじめに

私は、2003年10月に大手コンサルティング会社に入社し、約3年半が経ちました。既に同期の3分の1は転職しているような会社ですので、転職に対する抵抗は特にない、という考えを持つ社員が普通です。むしろ、転職をすると「おめでとう」と言われるような環境です。そんな中、私も例外ではなく、入社した当初から、いろいろな形で転職活動を実施してきました。興味のある会社のHPの採用情報をチェックしたり、転職支援会社のサイトを通して募集中の企業を検索したり、もちろん、今回のように、転職支援会社に登録してカウンセリングをしてもらったこともありました。入社当初から転職に興味を抱いていた私は、結構な数の転職活動を経験してきました。(以下敬称略)

(株)エリートネットワークの魅力

私の転職活動に終止符を打ったのは、(株)エリートネットワークのご支援によるものだったわけですが、それには、必然的な理由があったように思います。各企業のHPの検索など、自分で企業を検索する行為には、モレがあり、(株)エリートネットワークを通した転職活動に比べて、かなり非効率です。募集中の企業を公開している人材紹介会社のHPには、「ここに記載されている企業は一部で、全ての企業は載せてありません」とあるように、自分で企業を検索するには限界があります。私は、半年程見続けましたが、希望していた企業は結局募集しませんでした。(株)エリートネットワークに依頼するまでに、私は他の大手の転職支援会社のカウンセリングを複数経験してきましたが、伝えた希望とかけ離れた情報をたくさん抱えて持ってくる、といったことはよくあることでした。しかし、(株)エリートネットワークは、私の意向を十分に聞き入れて下さり、私の意向に沿った会社のみを推薦してくれました。
私が考える(株)エリートネットワークの最大の強みは、この希望に沿った企業を推薦する力だと思います。私のような転職依頼者の気持ちを十分に理解し、その上で希望に沿った企業を提示するのは、転職支援会社にとって基本的なことだと思いますが、その基本的なことを確実に行う力は大きな魅力です。

転職活動を開始する皆様へ

転職活動は、ゴールではなく、リスタートです。確かに、希望する企業に転職することはとても嬉しいことですが、その会社で達成したいこと、願望を達成するためのリスタートです。少子高齢化、規制緩和、企業買収等、企業を取り巻く環境が大きく変わっていることは、私が言うまでもありません。また、私が新卒で入社した頃の冷やかな採用市場が、今となっては売り手市場になるなど、私達、転職希望者を取り巻く環境も大きく変わっています。このような情勢においては、テレビや新聞・雑誌の表面的な情報に惑わされず、自らが自らの人生を見据えることが特に重要なことであると感じます。人生80年と言われていますから、20代30代の方々は、不慮の事故がない限り、少なくとも50年は生き続けることになります。この50年の中で、何を実現したいのか、その上で、新たな一歩を踏み出すのにふさわしい企業を選択するように努めることをお勧めします。

最後に

人生について深く考えることの重要性は十分に知っていながらも、忙しい毎日を過ごしていると、つい見過ごしてしまうことだと思います。時間のない多忙な方々は、人生のことを考える暇がなく、とりあえず転職活動の成功を求めていることと思いますので、私が考える転職活動における重要なポイントを簡単に記載し、転職体験記を終わりにしたいと思います。
転職活動の最大の関門は、面接です。面接を突破できるかどうかが最も重要なポイントです。面接を成功させるためには、自信を持って発言することは当然必要なことですが、そのためには事前準備が大事です。事前準備では、自己紹介、転職理由、志望動機など一般的な質問に対する回答を用意しておくのは基本ですが、忘れてはならないのは、相手企業の視点で考えることです。一般的な質問である転職理由、志望動機などは、そのままでは相手企業側にとってストレートに響く回答にはなりません。企業側にとっての直接的な回答は、「あなたを採用する理由は何か?」に対する回答です。必ず、志望企業の人事担当の視点に立って、「あなたを採用する理由・メリットは何か?」に対する回答を用意しておきましょう。人事担当の方から同じ表現で質問されることは十中八九ないと思いますが、その視点で整理をすると、自信を持って面接に臨むことができると思います。
以上、長くなりましたが、転職体験記を終わりにします。皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

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