本日現在:1289 転職体験記
No.1283

フランス駐在の国家公務員、民間の事業会社の海外営業職へ

前職
国家公務員 霞が関 中央官庁 専門職
現職
東証一部上場 大手輸送用機器メーカー 海外営業職
中井 卓哉 氏 / 30歳
国立大学 外国語学部 卒
海外大学 国際関係学科 修士課程 修了
TOEIC 960点
TOEFL iBT 98点
TCF(フランス語能力試験) C2(最高レベル)取得

1.    転職を考えるに至った経緯

私は大学卒業後、外国政府との交渉・調整を主な業務とする官庁に専門職(大卒一般職に相当)として入省しました。学生時代から関心のあった海外に深く関わることのできる職場である点、専門家としてキャリアを積んでいくことができそうであった点が入省の決め手となりました。

入省後は、実際に外国政府との交渉に様々な局面で携わることが出来ましたし、海外留学や在外公館での勤務も経験する等、学生時代に思い描いていたような内容の仕事に高いモチベーションで取り組んでいました。しかし、業務経験を積んでいくうちに、以下のような点において自分の志向・期待と現実のずれを感じるようになり、転職を考えるようになりました。(以下はあくまでも私が勤務した範囲で持った私見であり、省庁や部署により状況は大きく異なる可能性があります。)

●行政機関としてできることの限界
行政機関で最も重視されるのは「失敗をしないこと」です。行政機関にとっての失敗とは、「過去の対応との一貫性の欠如」や「批判される余地のある施策を実施してしまうこと」等が一例として挙げられると思いますが、これらを確実に避けようとすると、どうしても前例踏襲を徹底し、新しいことには手を出さないという姿勢になってしまいます。このような姿勢は、行政の予見可能性を確保するためにある程度必要であり、公務員の宿命のような面もあるかと思いますが、私には窮屈に感じてしまい、もっと色々なことに挑戦できる環境に身を置いてみたいと考えるようになりました。

●労働環境
最近はメディアで報道される機会も増えていますが、霞が関の労働環境は想像以上に過酷なものでした。長時間労働が常態化し、働き方改革が意識されるようになってはいるものの、業務量が増え続けるのに対して人は増えないため状況はなかなか改善しません。「◯◯さんが激務で体・メンタルを壊して休職・退職した」という話を聞くことは日常茶飯事でした。この環境で働き続けるには、家族や健康等の仕事以外の大切なことを諦めなければならず、それは自分の望む生き方ではないと考えるようになりました。

●希望していたキャリア・パスとの乖離
前述の労働環境とも関連しますが、他の多くの省庁と同様に、私の勤務していた官庁も深刻な人手不足に直面し、ポストに空きを作らないように人を配置することで手一杯になっていました。そのため、各個人のキャリア・パスに関する志向・希望を把握しつつ、人材を育成するという観点での人事がなおざりにされていると感じました。私は「専門家としてのキャリアを歩みたい」という希望を持って就職をしましたが、このような状況の中で、2年ごとに全く無関係の部署へと異動せざるを得ず、自分の専門性が深まっていかないことに焦りやもどかしさを感じるようになりました。

2.    転職活動

これらの理由により、いつか転職しようと考えてはいましたが、当時は海外に駐在していたこともあり、転職活動を始める踏ん切りがつかず、異動して東京で勤務するようになってから具体的な行動を起こそうとなんとなく考えていました。
そんな中、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、その影響で多くの企業がオンラインで面接を実施するようになったこと、また当時担当していた広報に関する業務が軒並み中止となり、若干時間に余裕ができたことから、海外駐在をしながら転職活動を開始することにしました。

手始めにいくつかのプラットフォーム型転職サイトに登録し、連絡をいただいた転職エージェントの方数名と面談をしました。この段階で、今まで自分が公務員として培ってきた経験と民間企業が求める経験とのギャップに直面しました。

学生時代からの「海外への強い関心」は衰えておらず、事業会社の海外進出に関わる仕事がしたいとの希望を持っていましたが、ビジネスに携わった経験がないというのは大きなハンディキャップであり、面談した転職エージェントの担当者から紹介される求人案件は、地頭やポテンシャルで採用してくれるというコンサルティングファームの求人ばかりだったのです。実際、事業会社の中途採用の募集要項を見ても、求められる経験と自分の経験はあまりマッチしていないように思われました。

ただ、コンサルティングファームの仕事も面白そうだと感じましたし、色々なことに挑戦できるという点で、ある程度自分の志向とも一致していたため、一旦コンサルティングファームに入って数年間ビジネス経験を積むのも選択肢としてあり得ると考え、コンサルティングファームへの転職を目標に準備を始めました。しかし「海外と深く関われる仕事がしたい」という希望が強く、コンサルティングファームでの仕事はあくまでもビジネス経験を積むためで、一生の仕事とすることはないだろう、という思いが自分の中に根強くあり、どこか腑に落ちなさを感じながら準備を進めていたところもあったように思います。
エリートネットワーク様へご相談させていただいたのは、ちょうどそのような葛藤を抱えながら転職に向けた準備をしていた時でした。

エリートネットワーク様の求人案件を見て連絡をとったところ、転職カウンセラーの篠原様に面談いただけることになりました。それまでも多くの転職エージェントと面談しましたが、紹介する求人案件ありきでお話しをされることが多い中で、篠原様は私が転職をしようと考えた背景や現職で感じていること等を入省した時に遡って聴取して下さったのが印象的でした。求職者の希望や経験にマッチした求人案件を紹介しようという姿勢が他のエージェントに比べて格段に強かったように感じますし、自分のことをしっかりと知った上で対応してくれているという安心感にも繋がりました。

結局、篠原様からご紹介いただいた幅広い求人案件の中から事業会社2社に応募しました。(以前から準備を進めていたコンサルティングファームについても、数社別のエージェント経由で応募し、面接を受け始めました。)そのうち1社は残念ながら私の経験とマッチしないということで面接に進むことはできませんでしたが、もう一社は無事に一次面接に進むことができました。

面接は合計2回ありましたが、篠原様にはそれぞれの面接前に面談をしていただき、面接後も電話等で適切なフォローをしていただきました。他の転職エージェントと比べても、かなりきめ細やかな対応をしていただいたと思います。面接官がどういった点を気にしているのかよく分からなかったり、面接で自分のアピールしたい点が全て伝えられたか不安になったり、ということは誰しもあるかと思いますが、篠原様は毎度相談に乗って下さり、随時不安を解消しながら転職活動を進めることが出来ました。単なる求人案件の紹介者としての立場を超えて、企業と求職者の間に積極的に入ってマッチングをするという姿勢を感じましたし、それが非常に心強かったです。

篠原様からのご支援のお陰もあり、最終的に内定をいただくことが出来ました。一方で、他の転職エージェント経由で応募していたコンサルティングファーム数社についても思いのほか順調に面接が進んでおり、長期的観点からどちらで働くのが自分のキャリアにとって良いのか少し悩みました。しかし、篠原様及び高橋様に相談に乗っていただき、自分の希望に最もマッチしている現職へ入社することに決めました。この際も、私の個人的事情・志向、転職市場の動向等を踏まえつつ適切なアドバイスをいただき、ベストな選択が出来たと感じています。

3.    転職活動を終えてみての気づき

公務員、特に国家公務員からの転職を考えても、様々な理由から実際に転職活動を始めるには至らない方は多いと思います。難しい試験を突破して就いた職なので思い入れもあると思いますし、次に異動して新しいポストになれば状況が一転するかも知れない、と希望的に考えるかもしれません。

私も、思い入れのある仕事でしたし、転職を考えつつも具体的な行動を取らない期間が長かったです。しかし、転職活動を終えてみて思うのは「とりあえず行動を起こしてみるのが良いのでは」ということです。その結果として、最終的に転職しないという結論に達することも十分にあり得ると思いますが、民間企業の事情や公務員としての経験に対する評価等、転職活動を実際にしてみないと分からないことが多くありました。

また、少なくとも私の勤務していた省庁の経験というのは、なかなか民間企業(特に事業会社)においてはダイレクトに評価されることが少ないという印象を持ちました。そうなると、自分の経験ではなくポテンシャルを評価してもらわざるを得なくなってしまい、その場合、当然年齢を重ねれば重ねるほど不利になっていきます。その意味でも、やはり転職を考えているのであれば、行動を起こすのは早い方がいいのではないかと思います。

最後に月並みですが、自分のことを親身に考えて、丁寧な対応をしてくれる転職エージェントにお願いすることが重要であると感じました。私も10社程度の転職エージェントと面談させていただきましたが、その中で一番自分のことを知ろうと努めて下さったエリートネットワーク様を選びました。

人対人の相性等もありますので、どの転職エージェントがいいかは一概には言えませんが、転職活動の成否にも関わる重要なファクターだと思いますので、是非慎重にお選びになることをお勧めします。

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