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57歳MBA、銀行役職定年後の2度目の転職で、教育系企業から再び金融機関へ

57歳MBA、銀行役職定年後の2度目の転職で、教育系企業から再び金融機関へ

No.1443
  • 現職

    プライム上場 日系証券会社 内部監査部 内部監査管理職

  • 前職

    政府系金融機関 業務監査部 副部長
    →甲信越 大手教育系オーナー企業 事務企画部 次長

石井 和彦 氏 57歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 卒
米国の名門大学院(MBA) 修了
米国経営学修士号
事業再生アドバイサー
金融内部監査士

1.    今日迄の担当業務や実務経験、体得したスキル

私は大学卒業後、大手金融機関(銀行)に就職し、55歳の役職定年まで30年以上勤め上げてきました。
読者の皆様からすると、私は定年後から転職活動を始めた遅咲き(?)の転職者です。

新人教育期間中は、部署での業務習得はOJT、人材育成はジェネラリスト育成に主眼を置いた古典的な環境で過ごしました。
退職するまでには階層別研修、職場人生で3/4を過ごす前の「黄昏研修」といった横串的な研修は定期的にありましたが、個別業務の専門性を高めるような縦串的な研修はなかったように思います。
このような環境にあったため、自分として能動的に特定の業務のスペシャリストになろうと意識したことはなく、自分の強み、自慢できるようなスキルは何か?と問われても自信を持って答えにくいのが実情です。

ただ、私は運良く入社早々に、海外トレーニー制度により海外支店で働く機会を得て、多感で吸収力がある時期に海外で仕事と生活をすることができました。その後、海外留学制度により、米国の大学院で経営学修士号を得ることができました。
自分の銀行での担当業務の棚卸をすると、経験した順に外為実務、海外証券子会社での対海外法人向けの証券業務、地方支店での法人融資、事業再生、融資企画、大手法人融資、投資ポートフォリオや海外拠点などを対象とした内部監査です。

改めて振り返ると、金融分野で幅広い業務を経験してきましたが、結果的にスキルと呼べると思う業務は運用商品や流動性のリスク分析、海外業務、法人融資くらいでしょう。いずれも業務から体得したスキルであり、能動的に深掘りして習得したスキルはないように思います。

今回転職するに至った背景

今回の転職は2回目です。
1回目は役職定年に際し、長年勤務した会社で用意されていた制度に乗り、組織内で第二の人生を歩み始めました。
しかし、他の会社の実情はわかりませんが、私のような退職世代が若い職員の世話になる場面が多く、社内の第二の職場では従来から培ってきたスキルを組織に還元することが難しく、組織へのぶら下がり感を募らせました。
そういった思いがあり、友人の紹介を受けた(株)エリートネットワーク様に依頼を絞って転職に挑戦しました。

紹介を受けた企業は、思いもよらぬ3代続く地方のオーナー企業でした。
相応に知名度があり、地方にありながら新たな取り組みを行い、中国を中心に国際化を進めている企業です。紹介を受けた際に、金融以外の未知の業種に関心があったこと、所在地が祖父や父にも縁のある土地ということもあり、色々と悩みましたが紹介頂いた先に転職しました。

新たな職場では、新たな業務に従事することができ、大変幸せでした。
また、生え抜きの職員の方々は暖かい人ばかりで良好な関係を築くことができました。私のような転職組は今までの業務経験やスキルを新しい職場で活かしたいと頑張っている人が多く、気心が合う大切な仲間となりました。
一方、人によって理由は様々ですが、急に辞めてしまう人も少なからずおり、中には身に覚えのない理由で辞めざるを得なくなったりした方もいたり、何が起きても不思議ではない予想外の職場でした。

私自身も経営陣との考え方や路線に違いが生じ、最終的に退職することにしました。
今までのキャリアと社会人としての経験からすると残念な転職の結果となってしまいましたが、勤務地は自然の恵みや温泉に恵まれた観光県で、余暇を楽しく過ごせたりして、大変有意義に過ごしました。

今回2度目の転職に際し、紹介頂いたエリートネットワークの転職カウンセラーの高橋さんに退職に至るいきさつを説明しました。同時にTVコマーシャルを盛んに流している複数のエージェントさんなどにも登録し、レスポンスを待ちましたが、やはりエリートネットワーク様がダントツにレスポンスが早く。結果、内定を複数社から頂くことができました。
転職にあたり、厳しい結果を覚悟していただけに本当に感謝です。

転職活動を通じて、気づいた点や学んだ点、反省点

57歳ではありましたが、2回目の転職を果たすことができました。本当に感謝申し上げます。

気づいた点は、転職にあたり評価される私のスキルが明確にわかった点です。
2度目の転職では金融機関での内部監査の業務経験がポイントになったようです。
私の業務経験はバラバラに散らばっていたのですが、金融機関での後半で担当した内部監査が注目されて転職に繋がりました。
この業務に絞って折衝を進めて頂いたことが、早期の転職内定に繋がったと思います。

学んだ点は、内部監査の代表的な資格であるCIAを取得することが、内部監査で転職を成功させるには極めて重要であると改めてわかった点です。
金融機関は業界で独自の監査資格を認定していますが、どの業種でも通用するCIA資格を有していることが採用者側と転職者側の双方に安心感を与えると思った次第です。
また、CIAを取得していれば転職可能な業種の幅が広がっていただろうと思います。金融機関の在籍時に研修の支援も受けていたので、そのタイミングでCIA資格の取得をしておくべきだったというのは反省点にもなりますが、現職においても早期にCIAの取得を目指したいと思います。

今後、もし自分の力を更に発揮できる仕事があるのであれば、改めて新たな職場で活躍したいと思っています。
そのタイミングは資格を取った時期になると思います。その時は改めてコンタクトさせて頂きたいと思います。
引き続き、資格を取得するなど、自分の付加価値を高めていきたいと思います。

人生は一度きり、わくわくの人生を楽しみましょう!

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