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地銀を退職。オーストラリアトップクラスの大学院留学を経て、シンクタンクの気候変動コンサルタントへ

地銀を退職。オーストラリアトップクラスの大学院留学を経て、シンクタンクの気候変動コンサルタントへ

No.1441
  • 現職

    東証プライム上場 大手シンクタンク 環境・気候変動コンサルティング部門 コンサルタント

  • 前職

    大手地方銀行 東京営業部 法人営業職

山口 岳 氏 28歳 / 男性

学歴:神奈川県立 秦野高校 卒
早稲田大学 商学部 卒
メルボルン大学大学院 国際関係学修士課程 修了
TOEIC 975点
IELTS Overall 7.5点
日本証券業協会一種外務員資格
生命保険協会一般課程資格
生命保険協会専門課程資格
生命保険協会変額保険販売資格
損害保険募集人一般試験 基礎単位・火災保険単位取得
内部管理責任者資格
銀行業務検定3級(財務・法務・税務・外為)
地銀協一般行員コンプライアンス検定
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)

<新卒時の就活の軸・志向>

新卒時の就職活動では、学生の時に様々な国に旅行し、海外への強い興味・関心を持っていたことから、将来的に海外駐在をしたいとの思いがあり、海外勤務の可能性が豊富にある海運業界を第一志望業界として受けていた。
一方で、父親が信用金庫に勤めていたこともあり、金融、特に銀行業界は現実的な選択肢として考えていた。
また、企業の経営・成長をサポートするという業務に非常に魅力を感じ、かつ銀行であれば海外にも拠点がある為、銀行業界を第二志望業界として受けていた。

そんな中で大手地方銀行から最初に内定を頂いた。
まだ選考途中の銀行もいくつかあったが、銀行であればある程度業務内容は同じであること、その中で大手地方銀行であれば、何万人もの従業員がいるメガバンク等よりも海外勤務のチャンスが多くあると考え、他の銀行は辞退し、海運業界の選考に絞った。
最終的に、海運会社には残念ながらご縁がなかった為、大手地方銀行に決めた。

<前職での担当業務と留学を決断した背景>

最初に県内の営業店に配属され、住宅ローンやアパートローンを融資する個人営業と、中小企業の顧客に運転資金や設備資金等を融資する法人営業に従事した。
1年目や2年目から営業の最前線で、個人顧客及び中小企業の社長と相対する為、社会人、特に営業マンの基礎であるコミュニケーション能力、関係構築力、周囲から信頼を得る力はかなり高めることが出来た。

ただ、他行や似たサービスが多く存在する金余りの時代で、融資実行額やフィー、クレジットカード等の営業目標を達成することは困難を極めた。
最終的に、親密な顧客にお願い営業を行う事もしばしばで、銀行での営業職務に対してのモチベーションは低下し、早いうちに転職したいと考えていた。

しかし、最初の営業店配属から2年半が経過した時点で、銀行の重要拠点である東京営業部に異動となった。
東証プライム上場企業も担当する法人営業のポジションで、非常にチャレンジングな業務ではあったが、優秀な先輩、上司に囲まれながら規模の大きい案件にも携わり、貴重な機会を得ることが出来た。
一方で、東京営業部に配属されたことで、海外拠点で勤務してきた先輩・上司の話を聞く機会が増えた。
そこで社内における海外拠点の重要度の低さ、海外拠点においても相対する企業はほとんど日系企業であることを知り、将来的に海外の現地企業や他国の人とも協業していく環境で働いていきたいと考えていた私は、徐々に転職を考え始めた。

転職を考えたものの、当時の英語力や専門性では理想とするような国際的なキャリアは築いていけないと考え、まず語学留学を行い、英語力を向上させてから大学院留学に行くことに決めた。
最初の異動で東京営業部へ配属された為、上司からも退職するのはもったいないと強く慰留交渉を受けた他、語学留学で一度キャリアをストップさせることはかなりリスクのあるステップではあったが、やらない後悔よりはやる後悔と思い、思い切って退職を決断した。

<留学での経験>

留学先のフィリピンでは、退職の決断が正しかったと思えるよう朝から晩まで英語力の向上に時間を費やした。
しかし、留学中に新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、渡航後2か月半をして一時帰国を余儀なくされてしまった。
それ以上の留学を諦め、就職する道もあったが、思い切って決断したからにはと思い、就職はせず日本で英語力向上に励んだ。
幸いにも帰国後半年弱で大学院の英語要件をクリア出来る水準まで英語力は向上し、第一志望であったオーストラリアの大学院から合格通知を無事受領、退職後1年3か月を経て大学院での修士課程をスタートさせた。

大学院では、専門性の高い内容を、英語が当たり前の環境で学んでいかなければならない。
最初はネイティブが言っていることの3割くらいしか分からない中、山のようにある毎週の予習課題に追われていた。それと並行して期中・期末の論文課題を終えなければならず、非常にチャレンジングな環境で学期中はほぼ休みなく勉強した。
ただ、学んでいる内容は非常に興味深く、英語力も確実に向上し、自身の目標とするキャリアに1歩ずつ近づいている実感があった為、辛かったが高いモチベーションを常に維持することが出来た。
多くの外国籍の友人が出来、自身の価値観、考え方も格段に広がった為、総じて留学の経験は貴重な財産となった。

<留学後の就職活動について>

留学前は現地就職を考えていたが、個人的な理由により日本での就職を決断した。
就職活動での軸は主に以下の3つ。
1. 英語力を活かし、高め、国際的なキャリアを築いていけるか
2. 大学院で培った知識・見識を活かせるか
3. 前職での銀行・ファイナンスの知識・経験を活かせるか

2つ目の軸に関しては、前職退職時や留学前は深く考えていなかった。
しかし、大学院で学んだ国際政治の他、気候変動、環境問題の内容が非常に興味深く、実務の世界でもその分野に携わっていきたいと強く感じたことで、強く出てきた形となった。
また、大学院での専攻分野の関係上、これらの軸の全てを満たす職務は恐らくないだろうと考え、せめて2つの軸を満たすものを主に探していった。

まず、英語とファイナンスという観点から外資系の銀行、投資銀行を受けていった。2行から内定を頂けたが、勤務地や志望度の高い他社の選考状況との兼ね合いでどちらも辞退することになった。

同時に、1つ目及び2つ目の軸を満たすものとして、シンクタンクやコンサルティング企業の気候変動やサステナビリティのコンサルタントのポジションにも応募した。
こちらは、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの木村さんにご紹介頂いた求人案件で、最初の面談時に伝えた私の意向に完璧に沿った案件をいくつも頂き、大変ありがたかった。
考えてもいなかった企業の中で魅力的な求人がいくつもあることを知り、就職活動へのモチベーションが上がったのを覚えている。

また、職務経歴書の内容においても的確なアドバイスを頂き、それが書類選考通過率の向上に大きく繋がったと思う。
特に、最終的に入社を決めた企業のポジションは、論文試験やweb試験があったり、面接でかなり専門的な内容を聞かれたりと、難易度の高い選考ではあったが、選考を経るにつれ志望度は高まり、木村さんにも企業へのフォローアップ等、力強いサポートを頂いた。

入社を決めたポジションは、最終的に3つの軸に全て当てはまりうるものであった。
自身のキャリア志向、希望待遇、職場環境等とも合致する理想的なポジションで、満足して就職活動を終えることが出来た。

<転職活動を通じて気づいた点>

新卒時もそうであったが、転職・就職活動は得意とする分野ではない為、大学院留学を経て自分自身の市場価値を高めたものと思いつつも、それなりに良い企業・ポジションへ就職出来るのかという不安が常にあった。
その中で、就職・転職活動を成功に導く要因には、主に2つあると私なりに感じた。

1つは、準備と対策だ。
当たり前かもしれないが、徹底した準備をすること。例えば、想定される質問を網羅的にリストアップし、全てに対してある程度スムーズに答えられるよう回答を用意しておくこと。
エリートネットワークの木村さんからは、想定される質問を30問弱程度事前に頂くことが出来、十分な対策が出来た為、面接選考においての良い結果に繋がったと思う。
また、それぞれの面接で聞かれた、リストの中にはなかった予想外の質問には面接後に復習することも重要だと思う。

2つ目は、面接中の自信、もしくは落ち着き。
書類選考が通ったのであれば、ある程度企業が期待する要件は満たしていると思うので、あとは面接で信頼出来る人だと思ってもらえるかどうかだと思う。
多少の緊張を見せても、企業側は志望度が高いが故と、好意的に捉えてくれると思うので、自信を持って落ち着いて面接に臨むことが大事だと感じた。
その為にも、準備をしっかり行うこと。ベストを尽くした上で見送りとなったら、ただご縁がなかった、そのポジションは適職ではないということで次に行けばいいということを学んだ。

<次のキャリアに向けて>

前職を退職してから3年後にやっとキャリア復帰という形となり、気持ちの高揚と不安が入り混じった状況ではあるが、今回のポジションは将来性のある、自身の熱意を捧げられるポジションである為、モチベーション高く業務に取り組んでいきたい。
退職・語学留学・大学院留学という経験を通じて、自身の熱意や意志が揺らぎのないものであれば、必ず道は開けてくるものだと実感することが出来た。
今後も色々紆余曲折があると思うが、自身の思いに従って理想とするキャリアの実現に邁進していきたい。

また、エリートネットワークの木村さんのサポートがなければ、こういう形で就職活動を終えることは出来なかったと思うので、大変感謝しております。
ありがとうございました。

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