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48歳、現役最後のキャリアを見据え、望み通りの経営企画職へ

48歳、現役最後のキャリアを見据え、望み通りの経営企画職へ

No.1366
  • 現職

    東証プライム上場 大手ヘルスケア企業 新規中核事業 経営企画

  • 前職

    政府系金融機関 事業支援

中井 純一 氏 48歳 / 男性

学歴:地方 国公立高校 卒
地方 国公立大学 卒
AFP資格
TOEIC825点

1.    新卒での就活志向

新卒時の就職先は大手の金融機関でした。当時は個別企業の仕事内容などは考えず、むしろ「自分は何者で、仕事を通じて何がやりたいのか」ということばかりを自問自答していました。
そのうち私が、色々新しいビジネスを起こしたいという気質であることに気が付いたのですが、まだインターネットも無い時代でした為、自分で事業を起こしたくても自分の知名度も資金力も無し。
それならばネームバリューがある金融機関で、その名前も資金力をも活かして、新規事業にチャレンジしたいと考えて応募しました。
大手金融機関を受験する方には安定を求めている方も多いかもしれませんが、面接で「御社を利用します」と宣言する私は異質な大学生であったかと思います。

2.    今日迄の担当業務や実務経験、体得したスキル

入社最初の5年間はローテーションでしたが、総合職同期の中で1位の営業結果を出した後に、国内外で新規事業を経験させていただきました。
経営企画部門に配属いただき、新規事業のビジョン・戦略策定から、具体的な会社設立やM&A案件を扱い、投資後のPMI、バリューアップまで一気通貫で経験しました。

3.    転職理由

新卒の会社では本当に良い経験をさせていただきました。ただ、この数年間は家族の介護の為、地元に戻って家庭ケアを優先せざるを得ない状態でした。
しかし、家族が老人ホームに入居したこと、気がつけば50歳も近くなり、残りの現役期間も10数年と短い状況で、今の仕事のままで良いのか、現役最後に何をやりたいのかを再考しました。

4.    転職活動のこだわり

私が絶対に譲れないのは職務でした。経営企画、新規事業といった案件にこだわりました。
また、自分はどういうフェーズの会社に求められるか、どういう関わり方、働き方をすればお役に立てる、そして自分も納得できるかを考えました。
(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本様にご紹介いただいたヘルスケア企業は、何より面接でお会いした方々と思いが近しい、通じ合えそうだ、と確信するものがありました。
家族がいれば、年収や勤務地などは独身の頃より気にはなるものですが、恋愛や結婚と同じで、まずは面接でお会いした方々を上司や同僚として付き合いたいか、という気持ちを大事にしたと思います。

5.    転職活動を通じて、気づいた点

転職活動は自分自身の棚卸し、自分を発見する機会にもなりました。
そうした中、エリートネットワークの杉本様には、自分の希望をよく聞いてもらい、時には詳細な質問、感覚的な質問にも丁寧にご対応いただき、求人案件紹介をいただきました。
私は多種多様な質問、要望をするので、他社エージェント様によっては適当な対応をされることもあったのですが、杉本様はとても粘り強くフィットする案件を探し、的確に情報提供して下さりました。

6.    次の職場への意気込み

50歳も近いという年齢で初めての業種へのチャレンジとなりますが、次の仕事は人生の集大成としたいと思います。
転職先の企業、業界、お客様に対して、新規事業を通じて新しい価値を提供できればと考えています。

また社長はじめ若い世代が多い会社に、1人中高年の転職者となりますが、経営企画、経営管理といった分野において業種に関係なく活かせるスキルはあります。これまでの知識、経験も含めてお役に立ちたいと思います。

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