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総合商社を退職後、英国大学院へ留学し、気候変動政策の論文を仕上げ、ESG関連のアドバイザリーへ

総合商社を退職後、英国大学院へ留学し、気候変動政策の論文を仕上げ、ESG関連のアドバイザリーへ

No.1316
  • 現職

    大手監査法人 金融アドバイザリー担当

  • 前職

    一部上場 大手総合商社 カンパニー経理室 経理担当

駒場 邦夫 氏 29歳 / 男性

学歴:有名私立大学 文系学部 卒
イギリス名門大学 経済学大学院  修了
TOEIC IP 945点
IELTS Academic Overall 8.0

子供の頃から、将来は国際的に活躍しているような人になりたいと思っておりました。漠然と、外務省や国際機関で働くことを想像しておりました。そのような思いもあって、高校時代にイギリスの高校へ交換留学をしたり、大学時代に海外でのビジネスコンテストに参加したりするなど、海外での経験や英語の上達には力を入れてきておりました。一方で、振り返ってみると具体的にどの分野・業界で、どのような職種でキャリアを築いていくかについては、学部時代までにはあまり真剣に考えておりませんでした。

新卒で入社した大手総合商社では、インフラ輸出や資源権益関連のビジネスを扱う部署を希望しておりましたが、この時もどちらかと言えば、将来進むべき方向性への迷いがありました。実際に配属となったのは経理部でしたが、このときから内心では、何か生涯のテーマや専門性を持つこと、そして国際機関や開発銀行でのキャリアを模索し始めておりました。

今回の転職よりも時間的にはかなり以前のこと(新型コロナウイルスのパンデミック発生以前のこと)になりますが、家族や個人的な経験から公衆衛生学に興味を持ち、その専門性を得る前段階として国内の医学部編入試験の受験に注力していた時期もありました。しかし、勉強を進めるほどに、最も肝心となるような分子生物学や化学等に興味が持てなかったこと、また公衆衛生学そのものについても、自分は社会科学的な側面に興味が向いていたことを改めて気付かされるようにもなりました。

その後、気候変動への懸念が世界的に現実感を持って報道されるのを見て、私もこの時から、気候変動とそれに対する政策へ関心を持つようになりました。気候変動それ自体は、自然科学の世界で扱われる事象ですが、それに対処し、適応するためには、広く社会科学分野の知見を必要とすること、そしてこの問題は、経済と社会システムの一大転換をも必要とするような歴史の転換点となる事象であると認識するようになりました。経済学へ方針を転換後、直近に修了した大学院では、実際に気候変動政策に関連したテーマで修士論文を執筆しました。

この度の転職先は、金融機関への気候変動の物理リスクや移行リスク及び事業機会についてのアドバイザリーという領域となり、ちょうど大学院で研究テーマとした分野と重なります。面接では、前職の総合商社での職歴というよりは、大学院での活動や研究を評価して頂いたように思えました。キャリアを築いていく上で、個人的に注力したいテーマを気候変動に定めるに至ったこと、また職種として気候変動リスクという新しい分野に挑むことは、私自身としても、また社会的な事象としても、未知の物事が多く、不安になることもあります。一方で、長期的な課題として取り組むには非常に意義のあるものと考えており、これから先実際に具体的な業務として取り組んでいけることを大いに楽しみにしております。

この度の転職活動では、エリートネットワークの転職カウンセラー黒澤さんに大学院修了直後から、大変お世話になりました。有難うございました。

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