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ターンアラウンドマネージャーの転職

ターンアラウンドマネージャーの転職

No.417
  • 現職

    政府系金融機関  事業再生担当

  • 前職

    プリンシパル投資会社  バイアウト投資部門で投資先のターンアラウンド担当

中川 秀孝 氏 31歳 / 男性

学歴:慶応義塾大学 理工学部 物理情報工学科 卒

1.転職活動のきっかけ

・今回の転職活動を行うきっかけは大きく分けて3つありました。
①現在の会社に所属し続けることの漠然とした不安
②現在の会社に所属したままでは、自分が今後目指す方向のスキルは得られない
③タイミング良く早期退職制度が発表されたこと
・私は新卒から10年弱プリンシパル投資を行う投資会社に所属し、直近の1年弱は経営不振に陥った投資先の事業再生・リストラに携わりました。事業再生の過程で財務・事業リストラに着手し、一定の成果を収めることができましたが、トップライン(売上)を伸ばすような事業改革は不十分なままでした。
・今回の転職活動では、トップライン(売上)の改革まで実行ができる事業再生担当者としてのキャリアを積むために、現在の会社に在籍したまま成長を続けるか、キャリア面での成長を目指して転職するかを悩み、熟慮の末転職活動に踏み切りました。

2.(株)エリートネットワーク様経由で転職した理由

・年末より数多くの人材紹介会社と面談致しましたが、ほとんどの人材紹介会社が企業の求人情報の提供、履歴書の送付、スケジュールの調整を行うのみで、私が求めていた転職に対するカウンセリングや履歴書に対するアドバイスを頂けたところはわずかでした。そのような中で、ご担当頂いた松井社長は、面接や履歴書作成に対するアドバイスだけでなく、私の強みや弱みの指摘、今後の成長の方法についても具体的なアドバイスを頂き、豊富な企業とのコネクションをお持ちだったため、ほとんどの企業の応募を(株)エリートネットワーク様経由で行いました。

3.転職活動の方法・意識した点

・履歴書作成後の企業への応募・スケジュールの調整は(株)エリートネットワーク様にお任せし、私は書類選考を通過した企業の企業研究に力を入れました。企業研究については丸1日かけて、仕事で企業分析を行うことと同等以上の分析を行うと同時に、面談当日の質問事項の検討を行いました。また、軽視されがちなことかもしれませんが、松井社長のアドバイスどおり、元気良く・大きな声で話すことを心掛けました。入社後に採用の基準を聞いてみたところ、明るくて・協調性のある人間を採用したい(もちろんスキルはあって当たり前ですが・・・)という意識が非常に強く、金融分野を始め様々な分野のプロフェッショナルが集う当社のような組織でも人間性や人柄が非常に重視されることを改めて感じました。結果的に採用基準が影響してのことかと思いますが、メンバーは協調性のある人間が多いかと思います。

4.現在の転職先の選択の理由

・当社は特殊な会社ではありますが、率直に働いてみたいと思ったのが入社した一番の理由です。

5.今後転職活動をする方々へのアドバイス

・私は今回の転職活動をするにあたり、前職の早期退職制度に応募後に転職活動を開始致しました。何とか前職の退職日前に現在の会社から内定を頂きましたが、本来であれば、内定獲得後に退職の申し出を行う方が良いかと思います。退職後に転職先が見つからないと精神的に不安定になりますし、妥協して安易な転職を行ってしまう危険性も高いかと思います。
・現在の転職市場では余程優れたキャリアの人で無い限り、同じようなキャリア・スキルの方は無数にいると考えた方が良いかと思います。そのような方々が殺到するような企業から内定をもらうには、ほんのちょっとした差が勝敗を分けるのではないかと感じました。

最後に、松井社長をはじめ(株)エリートネットワークのスタッフの方には非常にお世話になりました。私の人生の転換期に貴社と出会えて非常に幸せだったと思います。ありがとうございました。

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