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第二新卒・不安、疑問、その先に見えた光

第二新卒・不安、疑問、その先に見えた光

No.93
  • 現職

    株式会社リクルート 販促情報誌ディビジョン
    インターネット商品のメディアプランナー

  • 前職

    1部上場 大手ITメーカー
    SCMソリューション部 SE職

中村 華子 氏 25歳 / 女性

学歴:日本女子大学卒

転職理由

私は大学卒業後、新卒で大手ITメーカーに入社致しました。そこではSE職として、サプライチェーン関連パッケージを拡販する仕事に就いておりましたが、プロダクトアウト的な色合いが濃く、うまくビジネスがまわっていませんでした。そんな中で、自分自身のスキルとして改めてマーケットインの考え方、つまりマーケティングや顧客の要望を吸い上げる企画のスキルが必要だと思い、そういった面を大事にしている企業に転職する事を決意致しました。

今回は、第二新卒の皆さんの不安が少しでも和らぐよう、自分が転職活動を通じて不安だった事、疑問に思った事を中心に述べさせて頂きたいと思います。

転職すべきか否か

私は入社3年半経った頃を境に転職活動をすべきか否かを迷い始めました。このことについては随分と色々な方に相談させて頂きました。幸い、転職前の会社でも色々なバックグラウンドを持った方が居ましたので、様々な意見を聞く事が出来ました。しかし結果として分かったのは、自分にとって最適な解は自分の中にある、という事です。

5年目に転職を経験した方に話を伺えば、「3年で転職なんて早い、4年目から面白くなるんだ」と言い、8年目に転職した方が居れば「56年経ってもよく分からない、やはり7、8年位勤めないとね」と言います。私が話を伺った多くの方は、自分の過去を「正」として多くの事を語っていました。この事を特に否定するつもりもありません。お伝えしたい事は、だからこそ解など無く、自分で転職したいと思った時期に転職をすればいいのだということです。

前向きな転職か、後向きの転職か

会社の先輩方や知人に相談すると、後向きではないのか、逃げているだけではないのかといった事をよく言われました。確かに、全ての仕事を一通り把握出来た訳でもありませんし、その仕事に飽きてしまったとも言えるレベルではありません。従って、初めは後向きの要素が強かったのではないかと考えています。しかし、誰でも少なからず現状に不満があるから転職する訳で、本質的に前向きの人はほんの一握りなのではないかと思います。最初は後向きでもいい、次第に前向きになれるかどうかがポイントだと思います。私は転職活動を通じて色々な方とお会いする事が出来、結果前向きになる事が出来ました。転職活動そのものを楽しめたのです。私のような第2次新卒レベルでは、これが勝因となり得るのではないかと思います。

自分の少ない経歴をどう表現するか

転職活動で一番辛かった事といえば、自分と真剣に向き合い、3年半でやってきた事を整理し、それを文章に書き起こさなければならなかった事です。3年半分の軌跡は思ったより少なく、お恥ずかしながら、書くのに大変苦労致しました。しかし私は、少ない経験の中でもストーリーを持たせる事を常に意識しました。面接では、どういう目的、意図があってそのような仕事をしたのか自分の言葉で正確に答えられるようにしておきました。仕事の内容そのものよりもそのつなぎ目を大切にしました。

面接では何を見ているのか

第ニ新卒のレベルであれば、恐らくポテンシャル重視です。第1志望の会社では、あまり意欲的にその会社へ入りたいという事を伝えませんでした。本当はとても入社したかったのですが、先方の質問に誠実に答えているうちに、アピールをする機会を逸したのです。巷に出回っている面接攻略本等を読むと「熱意が一番大切」と書いてあるので、失敗したかなと随分落ち込みました。しかし、結果はご縁あって内定。本当に嬉しかったです。受かった気がしなかったのは、攻略本に書いてあるような模範回答が出来なかったと感じたからですが、それでも受かったのは、回答内容よりも全体的な雰囲気を見ていたからではないかと思います。

これから転職活動をする第ニ新卒の皆さんは、面接のテクニックにこだわるよりも、まずは相手の質問に誠実に答える事を心掛けて欲しいと思います。その上で会社の雰囲気やカラーに合えば、どこかで内定を頂けると思います。

最後に

6ヶ月でも2年でも3年でも、「思い立ったが吉日」という言葉があるように、転職活動はいつ始めてもいいのではないかと私は思います。そこで壁にぶち当たって学ぶのも一つ、転職に成功してステップアップを遂げるのも一つだと思います。キャリアパスの模範解答などありません。それは自分で作るものです。これから転職活動をされる第ニ新卒の皆さん、頑張って下さい。陰ながら応援しております。

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