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大学院でのテラヘルツに関する基礎研究の経験を活かし、航空宇宙事業部門に転職。低周波領域から高周波領域の設計・開発に。

大学院でのテラヘルツに関する基礎研究の経験を活かし、航空宇宙事業部門に転職。低周波領域から高周波領域の設計・開発に。

No.1393
  • 現職

    東証プライム上場 大手電機メーカー 航空宇宙事業部 衛星搭載用RF機器の開発・設計

  • 前職

    東証プライム上場 大手電子部品メーカー 薄膜技術を用いたバンドパスフィルタの設計・開発

井本 和也 氏 30歳 / 男性

学歴:神奈川県立 鶴見高等学校 卒
法政大学 理工学部 電気電子工学科 卒
法政大学大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻 修了
有機溶剤作業主任者資格
RF回路設計:BPF、DPX
構造解析ソフト:HFSS
回路シミュレータ:MWO

① 学生時代に遡った新卒での “就活” の時の志や志向

大学院時代の就活に関して、モノづくりの世界に携わりたいと思っていたが、特定の製品(携帯電話、エアコン等)を作りたいということはなかった。
色々と会社説明を受けている中で、部品業界の会社に出会い、部品業界であれば全ての製品の開発に携わることができると考え、部品業界への就職を希望するようになった。他社との比較を進めていった結果、その業界でもとりわけ有名な東証プライム上場 大手電子部品メーカーへの入社を決意し、無事内定を獲得した。

② 入社した会社・部門での今日迄の担当業務

前職に入社して、薄膜技術を用いたフィルタの設計開発業務に従事した。回路シミュレーションから始まり、構造設計、試作、実測してシミュレーション通りの特性が出るかを確認し、製品量産業務を経験してきた。
約5年間設計業務に従事し、5製品ほど担当し、2製品ほど客先量産をすることができた。

③ 今回転職するに至ったきっかけ

5年間設計業務に従事してきたが、秋田県への転勤の話がきた。業務内容は同様のフィルタの設計業務だったため、自身の更なる成長を感じ辛いのではと懸念した。
また、両親も高齢で身体も弱いことから日頃面倒を看る生活をしていたため転勤は難しく、上司にも説得を試みたがどうしても転勤は避けられないと言われたため、やむなく転職を決意した。

④ こだわったり、譲れないと考えた軸、逆に、従来のこだわりを捨てた点

転職活動に関して、一番重要視したのは勤務地と業務内容だった。両親の面倒を今まで通り看られる環境を最優先で希望した。
また、転職という機会もなかなかないので、どうせなら今までの受動部品であるフィルタ開発ではなく、アンテナ等のアクティブ製品の設計開発に携わりたいと思った。
自分自身の成長のため、今までとは違う経験をキャリアとして積みたいと考えて、様々な分野の業務を希望した。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点や学んだ点

転職活動を通じて、自分を客観視して長所・短所を探すこと、そこから自分がどういう活躍ができるかを見出してアピールすることが何より大事であると学んだ。
(株)エリートネットワークさんのご協力により、自分のやりたいこと・やれることを再度整理し、書類作成・面接での受け答えの文面作成という形で面接対策にご協力頂いた。
時には深夜まで文面作成をメールで手伝って頂き、大変親身になって頂いたのが何より嬉しかったし、助けになった。
その手厚いご協力の結果、志望先から内定のご連絡を頂くことができ、大変感謝している。

⑥ 次の職場に賭ける意気込みや覚悟等

今までと違う業務経験を通じて、自分自身が成長するとともに、新たな環境で挑戦していきたいと思う。
そのような機会が得られたのも、エリートネットワークさんのご協力のお陰であると感謝している。

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