不動産証券化とは？

不動産証券化とは、不動産に関する権利を証券として発行する仕組みのことです。
不動産を所有する企業などが、当該不動産を、不動産証券化を目的として設立された法人（SPC）等に譲渡し、SPC等 が不動産（オフィスビルやマンション、ショッピングセンター、物流施設などの賃貸不動産）が生み出す賃料や売却益等の収益を裏付資産にして証券を発行し、投資家に販売して資金を調達する手法です。

機関投資家にとっては、現物不動産と比べ流動性（換金性）が高いことや、投資単位が小口化され複数の証券に投資することが出来るため、結果として投資リスクの分散が図れるといったメリットがあります。