合同会社とは、出資者全員が間接有限責任社員によって構成される会社形態を指します。2006年5月の新会社法施行によって認められた新しい会社形態です。
※合同会社の創設により、従来の有限会社制度は廃止されたため、会社の形態は「株式会社」「合同会社」「合弁会社」「合資会社」の4つとなっています。
合同会社は、有限責任社員が1人以上、そして資本金1円から設立可能です。そのため、意欲のあるベンチャー起業家を後押しするものとして期待されています。
合同会社の最大の特徴は、出資者の責任は有限責任のみで、意思決定方法や利益の配分が出資比率によらず、自由に決められるという点にあります。
出資した資金額に係わらず、知識やノウハウ・技術を提供した人は、資金を提供した人と同じ様、或いはそれ以上にリターンを受け取れる可能性があります。
このように「人」が主体となっていることから合同会社は『人的会社』とも呼ばれる事があります。
