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株式アナリストから一転、ITコンサルタントへ

株式アナリストから一転、ITコンサルタントへ

No.87
  • 現職

    IT系コンサルティングファーム

  • 前職

    外資(米)系 信託銀行 株式調査部 

上田 雄介 氏 26歳 / 男性

学歴:東京大学 法学部卒

私は新卒でアナリストの卵として資産運用会社に就職しました。企業調査に興味があり当初は充実した社会人生活を送っておりましたが、株式調査という仕事に少し疑問を感じ転職活動を始めました。株価を当てる仕事で一体社会にどう貢献しているのだろう?、というのが主な疑問でした。

初めて(株)エリートネットワークさんに登録した時は、法務部希望でした。学生時代、法律が非常におもしろく学者になろうと思ったこともあったので、2年のブランクはあるけれども、もう一度軌道修正し法学の世界に戻ろうと思ったのでした。しかし、現状ではそもそも全くの素人に対する就職口があまりないのに加え、実際に法務で働いている同年代の方々の話を聞くと、どうも私が思う程法務の仕事は法律に係わらないことも分かり、方向転換を考えることになりました。

ちょうどその時、証券会社が主催するセミナーでIT系コンサルティング会社のコンサルタントの方のプレゼンテーションを聞く機会がありました。「企業の現状を分析して、どこに無駄があるのかを見つけ出し、それをITというツールを使ってマネッジする仕組みを提供し、P/Lに直接インパクトを与えるようなソリューションを提供するのが我々の仕事です」、といった内容のプレゼンでした。それを聞いて、これが私の進む道だと直感しました。これまで興味を持ってやってきた企業調査のスキルを使って、外から経営を評価するのではなく内から経営者と共に会社を良くする方法を考え実行していく、そんな素敵な仕事を見つけたのです。

このような経緯を経て、大きな方向転換をすることになりました。方向転換をしたから状況が好転するという訳ではないのですが、少しずつ前進するようになりました。そんな時、タイミング良く(株)エリートネットワークさんから今回私がお世話になることが決まったIT系コンサルティング会社の、トライしたいと考えていたポジションに空きが出たという話が舞い込んで来ました。私はこの会社のことは全く知りませんでした。ただ、私のしたいこと、手に入れたいスキルを提供してくれる会社だということは分かったのでアプライすることにしました。その時は正直申し上げて第一志望の会社ではなかったのですが、実際に会ってみるととても素敵な会社でした。お会いする方々、仕事の内容、共に文句のつけようがありませんでした。そうして面接が順調に進み、めでたく転職、ということになりました。

もしも私に転職を考えていらっしゃる方々へできるアドバイスがあるとすれば、「オポテュニティーに対し常にオープンでいてください」ということです。もしも私が、「聞いたことの無い会社だし結構です」等と喰わず嫌いの答えをしていたら、今、私はこうやって転職成功者として皆様へのメッセージを書いていないかもしれません。就職はよくお見合いに喩えられますが、皆様も縁を大切にして是非素敵な未来を勝ち取って下さい。

最後になってしまいましたが、我がままな私の話をじっくり聴いて下さり、大きな方向転換にも呆れず、忙しい私のために何度もスケジュール調整をして下さった担当のカウンセラーの今沢様、度重なるリスケにも拘らず私を面接して、採用して下さった人事担当の方、コンサルタントの方々、マネジメント層の方々、そして、今回はご縁がありませんでしたが今回の私の転職活動に際して私のために時間を割いて下さった皆様に感謝の意を表したいと思います。本当に有り難うございました。

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