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グリー株式会社 企業インタビュー

いろんな企業に、事業内容や社風、採用活動などについて、経営者や人事担当者に取材した声をまとめました。

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―― 第29回 ――
グリー株式会社
代表取締役社長 田中 良和氏

  
グリー
グリー(株) 代表取締役社長 田中 良和氏

―― GREEがこれまで成長を遂げてきた要因は何でしょう?

世の中に新しいサービスや価値を提供してきたことにあると思います。

例えばソーシャルゲームの開発にしても、当初は「他のゲームサービスと何が違うのか?」、「そもそもそんなもの求められてないのではないか?」といった声もありましたが、それらを覆し、新しい価値を生み出してきました。

――mixiやモバゲーと比較されることがありますが、何か意識していることはありますか?

他社のことはあまり意識していません。それよりも重要なのは、「世の中は何を求めているか?」ということを熟慮した上で、こだわりのあるサービスを創っていくことです。

そもそも他社の動向ばかり気にしていたら、「釣りゲーム」なんて作らないし、PC版アプリが主流の時代にわざわざモバイル版を作りませんよ・・・・・(笑)。

ですから今後新たにソーシャルゲームを開発する会社が現れたとしても、特に脅威だと感じることはありません。それ以上の脅威は、我々が思いつかないようなサービスを作って、世の中にイノベーションを起こすような会社が現れることです。

イノベーションを起こす瞬間というのは、他の会社と比べて自社のサービスがどうだということを考えている時ではなく、独自のビジョンを持って新しいサービスを創り出す時に生まれます。それを目指してきたからこそ、今日までGREEが成長してきたのだと思います。

―― ブログやQ&A等は既に他社でも提供されているサービスですが?

GREEのサービスを使ってない人から見たら他と同じようなサービスに見えることがあっても、当然我々は全く別のものだと思っているし、何よりもユーザーがそれを理解して受け入れてくれている。その結果が会員数1600万人以上(2009年12月末現在)という数字に表れています。

GoogleやFacebookにしても、世界初(の検索エンジン/SNS)ではありませんよね。どちらも他との違いを求められる中、革新的なサービスを生み出してきたから、世界最大のサービスになれたのです。

GREEも世界で初めてゲームサービスを作った訳でないのに実績を残してきました。
ですから今後はソーシャルゲーム以外の「芸能人ブログ」や「グリQ」といったサービスでも、必ず他との違いや、新たな価値を生み出せると考えています。

グリー株式会社 代表取締役社長田中 良和氏

―― 「GREE Connect」や「GREE Platform」のオープン化に至った背景や、既にプラットフォームをオープン化している他のSNSと比べた場合の強みを教えて下さい。

ここ1~2年の間で、ソーシャルアプリのマーケット規模が急拡大していますが、GREEのユーザーに対して自社単独で提供できるサービスには限界があります。 そこで、「GREE Connect(※1)」や「GREE Platform(※2)」のようなプラットフォームをサードパーティ(外部の開発者)に公開していくことで、GREEのサービスラインナップが増えて、ユーザーにとってより使い易く、便利で、楽しいサービスを提供できると考えています。

既に他のSNSでプラットフォームをオープン化した動きがありましたが、当社はもともとソーシャルゲームという言葉が日本に根付く前から他社に先駆けて開発・運営してきたノウハウがあるので、それを開発パートナーに提供することができます。

またGREEのユーザーがソーシャルゲームの課金に慣れた可処分所得の高い30代以上が40%以上を占めていることや、今後はゲームだけでなくさまざまな種類のアプリケーションの開発を進めていくことも強みとなるでしょう。

※1  「GREE Connect」・・・GREEのソーシャルグラフ情報や、更新情報を、外部のサービスや、スマートフォン等の各種デバイスから利用できる仕組み。
※2  「GREE Platform」・・・外部パートナーがGREE上でアプリケーションを提供できるようにする仕組み。

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※この記事の内容は掲載当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、役職名等は現在と異なる場合があります。
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