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高専出身者の『転職体験記』

工業高専卒、22年間の海外駐在を活かし、トップシェアメーカーへ転職

Information
    • 花井 克哉 氏 / 61歳
    • 大阪工業高等専門学校(現・摂南大学) 建築学科 卒
      サクラメント シティカレッジ 経営学部(ビジネスアドミニストレーション) 卒
      カリフォルニア大学デービス校 企業経営、ビジネスアドミニストレーション ショートコース 修了
      TOEIC 880点
      TOEFL 570点 
      実用英語技能検定 準1級
      国際連合公用語英語検定試験(国連英検) A級

『まずはじめに』

今回の私の転職活動では、エリートネットワークの転職カウンセラー杉本様に大変お世話になりました。この場をお借りしまして、杉本様をはじめとするエリートネットワークの皆様に改めまして御礼申し上げます。
僭越ではございますが、私の『転職体験記』をここに記させて頂きます。

『61歳と6ヶ月での転職成功』

私は、2018年4月27日に61歳の誕生日を迎え、今回の内定を頂きましたのが同年11月15日でございました。エリートネットワーク様の『転職体験記』の中では、今の所、最年長での転職者ではないでしょうか。
その様な私が『人生に於ける人との巡り会わせ、運、タイミング』につきまして、今回の件も含めまして強く思いを馳せる次第でございます。

『海外駐在経験 22年』

まずは私自身でございますが、税理士、公認会計士等特別な資格や免許を持つ者ではございません。とにかく英語を習得してそれを “武器に” 総合商社に勤務して海外駐在を夢見る、今で言う帰国子女でございました。

商社に勤める事は出来ませんでしたが、運良く東証1部上場 半導体・電子部品メーカーの海外駐在要員(営業・マーケティング等)として採用となり、シンガポールを出発点としてマレーシアを含むASEAN諸国内を異動して、合計22年程の駐在経験を積みました。今でも連絡を取り合う間柄の友人達が、私が現地にて築き上げた財産の様なものでございます。 
同時にそれらの国々の民族性、文化の多様性に直に触れる事が出来た事も、私にとっては大変貴重な経験でございました。 

海外駐在時には、日本では普通の事、常識の範疇が海外では全く通じずに、社員と業務上に於いて多々衝突を起こしておりました。今思い起こしますと、その節目節目には、現地の人々、又は同じ境遇で現地に駐在されていました邦人の方々が親身になって寄り添い、誰かしらが私に手を差し伸べてくださいました。

『転職活動』

これまでの業務に於いては、営業・マーケティング経験を経て、資材調達(海外調達含む)、海外物流等一貫してSCMに携わり、それなりのスキル(購入計画、事業計画策定、業務の標準化と可視化、CIP等)を備えてきたつもりでございました。
しかし、応募致しました十数社の企業様からは、却下のお返事をエージェント様経由で入手する毎日でございました。
私の61歳という年齢が、『喉に刺さった魚の骨』の様で私自身落ち着かない気持ちでございました。 

その様な状況と不安定な精神状態の中で、唯一前向きなメールと温かいお声掛けを頂いたのがエリートネットワークの杉本様でございました。お電話での面談の際には、私の職務や経歴につきまして詳細にご質問頂き、私自身も『他人に興味を持って頂いている』という、前向きな気持ちが心の中で湧いてくるのを実感致しました。

その様な前向きな気持ちが私を奮い立たせるのか、1次面接と2次面接(本社工場見学含む)の前には、先方の会社案内や製品カタログ、社長の2018年業務目標、業界新聞に掲載されておりました先方の関連記事等をネットで検索し、要点をB5ノート20頁程に書き込み致しました。それを持参し、企業の面接と工場訪問で活用致しました。
結果3週間程のスケジュールで、先方からはこちらの身が引締まる程の手厚い待遇・条件等をご提示頂きまして、内定を受諾致しました。

『エリートネットワーク様』

エリートネットワーク様のホームページから下記抜粋させて頂きました。

私たちの転職カウンセリングに対する視点
『ご登録者や転職希望者の方々の職務経験や実務スキルを、学生時代の学業成績のように、単純に縦軸に並べ立て、職業能力の有る、無しを一方的に判断するような僭越なことは致しません。
本質的に応募者と企業は、対等であるべきだと考えております。
仮に並べることがあるとすれば、それは、全ての応募者、ご登録者の方々に一列横一線に並んで頂き、縦軸から観た優劣ではなく、横軸的な視点で飽くまでも、紹介先の企業と相性が合うか、合わないかという点で拝見するだけであります。』

杉本様含めエリートネットワークの皆様には、私の61歳という『単に出生からの経過時間を年単位で表したもの』だけの評価と足切りではなく、本質的な『私のコアバリュー』を抽出頂き、そしてそれに合致した企業様をご紹介頂きました事を心より感謝致します。 
エリートネットワークの皆様はもとより、先方の採用企業様に巡り会えました事は私の幸せでございます。 

後は企業人として私の人生も最終章ではございますが、日々新たに挑戦しましてエリートネットワーク様や採用企業様に結果で応えるのみでございます。

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