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インドネシアへ赴任を前提に、持ち株会社へ転職した元・銀行マン

インドネシアへ赴任を前提に、持ち株会社へ転職した元・銀行マン

No.913
  • 現職

    社員7,000名を抱える不動産・賃貸管理及び介護事業等の持ち株会社 経営企画室 インドネシアに赴任済

  • 前職

    一部上場 大手地方銀行 本店 リテール事業本部 企画担当
    コインランドリー運営会社 海外 (米国事業) 責任者

三雲 善二 氏 48歳 / 男性

学歴:熊本大学 工学部 金属工学科 卒
簿記2級
法人FP2級
中国語 日常会話レベル
アーチェリー 国体出場経験有り

地元の国立大学 工学部を卒業後、新卒で大手地銀に入行。中小企業取引を中心とした融資業務に従事。約200店舗の中で同期トップの成績を残し東京支店へ栄転。その後、本店へ異動し、リテール事業の企画・推進、マネジメント業務を経験。10年以上勤務し、次のキャリアをおぼろげながら考えていたところ、経営コンサルティング会社を経営する銀行の元・先輩からお誘い頂き、転職。銀行で培ってきたノウハウをもとに、中小企業に対する銀行取引・財務内容改善指導を行なう他、起業志望者に対する財務・法務指導、アジア進出支援、個人向けに金融商品のリスクコンサル等に従事。

40歳の頃、約10年のコンサル経験を活かし、事業会社への転職を考えた際に、(株)エリートネットワークの杉本さんに初めてお世話になりました。入社した会社は、ちょうど株式公開直前のサービス業で、関東エリアの出店責任者を探されており、自身の経験が活かせると判断し、入社。そして、首尾良く関東初出店を成功させ、執行役員へ昇格。

順調にキャリアを積み重ねますが、その後地方にある本社へ転居を伴う人事異動を命ぜられ、家族の関係で東京から離れる事が難しく、転職活動を開始。海外 (主にアジア) における新規事業立上げ責任者を探しておられたサービス業よりお誘い頂き、転職。創業オーナーの直下のポジションで、事業立ち上げに着手。提携先開拓などに奔走する中、本業の低迷やお家騒動が発生し、海外事業が中止される事になり、やむなく転職活動を開始。

そして、九州の地方都市に本社がある IoT を活用した新規性の高いサービス業を営む企業の海外責任者として転職。自宅は首都圏にあり、地方での単身生活には抵抗がありましたが、入社後3〜4ヶ月で海外赴任との話であったため、入社を決意。上記の通り、転職回数も決して少なくなく、年齢も48歳であったため、此処で今までの仕事の集大成としようと覚悟を決めました。

しかし、入社の2ヶ月後、今迄の積極的な積極展開が裏目に出て、国内の業績が急激に悪化。結果、海外出店の話が白紙となります。当初の入社目的がなくなった状況で、地方での単身赴任生活を継続する事に意味を見出せず、首都圏へ戻ることを考えました。

過去の転職活動においては、すごい苦労をしたという感覚はありませんでしたが、今回の 「地方」 から 「首都圏」 への転職活動は、非常に困難なものだと痛感。登録した多くのエージェントの方から発せられる 「地方からですが、面談には来ていただけますか?」 の言葉。

入社半年も経っていないため有給休暇もなく、活動は土曜・日曜に限られます。スカイプ等の遠隔面接を希望しても、この手法を採用している企業はほとんどありませんでした。
平日以外の面接は不可という企業も多く、順調には進みませんでした。

そんな中、以前お世話になった(株)エリートネットワークの杉本さんに再度転職相談のお願いをしました。じっくりと希望を摺り合わせ、エントリーをお願いしていた企業様より1次面接に来社の依頼が入ったとの連絡。

しかも、運良く1次面接を土曜日にして頂ける事になり、初回から社長面接をセッティング頂き、面接に臨む事が出来ました。そして、週明けの火曜日には1次面接合格の連絡を頂きました。
しかし、最終面接の指定日時は、なんとその週の金曜日の午前中。

首都圏に住んでいれば何とかなるのでしょうが、地方からでは厳しい状況でした。
面接を受けさせて頂く身としては、こちらの都合を一方的に通す訳にもいかず、杉本さんに相談しました。杉本さんが直接先方の社長へ私の印象を損なうことなく慎重に交渉して頂き、なんとかその週の日曜日に面接の日程を変更して頂くことができました。

結果として無事内定を頂き、入社が決まりました。

今回の転職活動で改めて感じたことは、(1)地方から首都圏への転職の難しさ (お金もかかります)、(2)企業とのパイプをしっかりと持っていて、交渉力のあるエージェントに依頼することの大切さ、です。(株)エリートネットワークの杉本さんとは長いお付き合いになりますが、今回は特にお世話になりました。本当にありがとうございました。

以上

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