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人文系の大学院卒、在外公館勤務を経て人事コンサルに転職

人文系の大学院卒、在外公館勤務を経て人事コンサルに転職

No.897
  • 現職

    外資系 人事コンサルティング会社   アナリスト

  • 前職

    国家公務員 在外公館   調査員 ( 有期雇用 )

宮崎 亮 氏 28歳 / 男性

学歴:名門 国立大学 文学部 卒
名門 国立大学大学院 人文社会系研究科 修了 (博士課程進学)
欧米 国立大学大学院 留学
TOEIC 905点
ロシア語 通訳レベル

『転職体験記』 を書かせて頂く理由は、第一に、お世話になったエリートネットワーク様に恩を返すためです。第二に、人文系の大学院卒の転職活動は稀な例だと思いますので、どなたかのご参考になればと考えたためです。

私は大学・大学院とロシア文学を専攻していました。人文系の専攻で大学院まで進んだ以上、当然、そのまま大学に残るという選択肢が魅力的でした。しかしながら、職歴がないことへの不安感は拭えず、博士課程進学後、ロシア語圏のとある在外公館の調査員として、2年間、期限付きで働くことに致しました。

在外公館では、社会人経験のなかった私が、国の中枢で働く現役バリバリの社会人の方々に同僚として迎え入れて頂きました。それは非常に刺激的な体験でした。任期が終わりに近づくにつれ、これからも社会人として働きたい、という思いが強くなって参りました。

ロシア語圏での生活が長かったことから、帰国後、まずはロシア語を活かせる仕事を探しました。求人サイト等で何度も 「ロシア」 「ロシア語」 というキーワードを検索しましたが、残念ながら 「これだ!」 という企業を見つけることは出来ませんでした。

……転職エージェントに相談すれば、選択肢が広がるのではないだろうか?

しかしながら、人文系の大学院に在籍する私にとって、転職エージェントという存在自体が少々敷居の高いものでした。2年間の職務経験があるとはいえ、私のような文系の院生ではご紹介頂ける企業などなく、門前払いをされるのではないか。そんな不安もありました。

そんな私がエリートネットワーク様に足を運んだのは、同社の 『転職体験記』 の中に、私と同じような境遇 (=人文系の大学院生) で、転職に成功されている例を発見したためです。ここでなら、話を聞いてもらえるかもしれない。そう思いました。

担当転職カウンセラーの杉本様からは、優秀な営業マン、という印象を受けました。優秀な営業マンというのは、私見では、人の心を掴むのが上手いということです。転職エージェントを利用して就職活動をするということは、プロの営業マンに自分を企業に売り込んでもらうことなのだと気づきました。

そんな杉本様とのカウンセリングは毎回1時間半ほどに及びました。私の今までの経歴をお話した上で、杉本様から、幾つかの企業をご紹介頂きました。その中には、私が全く想定していなかった企業も含まれていました (ここで私の視野が広がったことが、今回の転職を成功させる鍵となりました)。

転職活動をする際には、前職と同種の仕事に就くか、未経験の職種に挑戦するか、という二択を迫られることになります。私の場合、前職と同種の仕事 (=ロシア語が活かせる仕事) の需要は少ない、ということは、これまでの経験からも重々承知しておりましたので、必然的に未経験への挑戦になります。私にとって運が良かったのは、ロシア語というこだわりを捨てることで、ゼロベースで最も良い就職先を探すことが出来た点です。

未経験の業界に踏み出すにあたり、個別の企業について片っ端から調べていきました。「そもそも内定の可能性があるのか?」 という能力面での判断は全て杉本様にお任せし、純粋に 「ここで働きたい!」 と思える企業だけを絞り込んでいきました。その結果、幸いなことに、杉本様にご紹介頂いた企業のうち、最も魅力を感じていた世界的にも有名な人事コンサルティング会社から内定を頂くことが出来ました。

ありきたりな言い方かもしれませんが、転職を左右するのは 「縁」 だと思います。世の中には、いい会社がたくさんあります。しかしながら、一人で転職活動をしていても、そういったいい会社と巡り合える機会は限られています。仮に巡り合えたとしても、その会社が採用に積極的でなかった場合など、努力してもどうにもならないケースは多いと思います。

エリートネットワーク様の転職カウンセラーの方々は、実際に企業に足を運ぶ法人営業も同時に行われているので、各企業側の事情をよく理解されています。そのため、積極的に採用を行っている優良企業に対しては、効率良く転職希望者の斡旋をすることが出来る訳です。まさに、企業と転職者との仲人のような存在です。

最後になりましたが、焦らせず、急かさず、大きく構えて最後まで応援して頂いた杉本様に、改めて感謝申し上げます。
この度はどうもありがとうございました。

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