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電力会社を半年で退社した新卒、コンサルティング会社へ

電力会社を半年で退社した新卒、コンサルティング会社へ

No.839
  • 現職

    大手コンサルティング会社 経営コンサルタント (アナリスト職)

  • 前職

    一部上場 電力会社 支店勤務

知念 進 氏 24歳 / 男性

学歴:早稲田大学 社会科学部 社会科学科 卒
ファイナンシャル・プランニング技能士 3級

新卒での就職

地方から東京の大学に進学していた私は、新卒時の就職活動では地元の大手企業で働くことを希望していました。その理由は、地元の力となる為に働きたいという思いと、地方であっても規模の大きな会社であれば刺激もありビジネスマンとしても成長できるだろうと考えていたからです。その思いが叶い、第一志望であった一部上場の地元の電力会社から内定を頂き、社会人としてのスタートを切ることになりました。

転職を決意するまで

新人研修を経て現場の支店に本配属されてから一ヶ月が経った頃、地元での生活や仕事内容全般に物足りなさを感じるようになりました。もちろん、この時点で業務を完璧にこなせるようになっていた訳ではありません。しかし、どうしても私は日常のルーティン業務に魅力を感じられず、モチベーションを保つことができませんでした。また週末や就業後のプライベートを楽しむことも出来ず、メンタル面の負荷を感じていました。 「このままで本当にいいのか?」 と将来の自分の姿を想像した時に ゾッ とした感覚を、今でもよく覚えています。

このような思いから、学生時代を過した東京のような刺激的で面白い環境で働くことが、キャリアとプライベートの両面で私にとってベストな選択だという結論に至り、兎にも角にもまずは行動あるのみと7月の下旬には某転職サイトに登録しました。

(株)エリートネットワーク、今沢さんとの出会い

転職サイトに登録したはいいものの、何をしたら良いのか分かりませんでした。最初のうちは転職サイト内にあるコラムを読んだり、自分のプロフィールを作成したりと少しずつ準備を進めていきました。そんな中、私のもとには転職エージェントからのオファーが届き始めました。正直、最初の頃の私は転職エージェントなるものがどんなモノか分からず、胡散臭そうだと勝手に決めつけ、使うつもりがありませんでした。

しかし、やはり地方で働いている自分が、独りで東京への転職を成功させるのは厳しいと思い始めた頃、(株)エリートネットワークの今沢さんからのメールが目にとまりました。

今沢さんからのオファーには、誠意がありました。単なる案件の紹介や押しつけではなく、私の視点から観てベストとなる提案をしてくれている。そんな印象をオファーの文面から感じ取りました。この人になら自分の転職活動を任せても大丈夫かもしれない、そんな安心感を持ち、さっそくオファーに返信し、面談の都合をつけて頂きました。


地方在住だった為、初回のカウンセリングは電話で行いました。前職での昼休憩中に20~30分、今沢さんとコンタクトを取りました。なぜ転職したいのか、転職先ではどのようなことをしたいのか、いつまでに決めたいのか、等々今まで一人で抱えていた転職に関する思いや悩みを今沢さんに話しました。ごちゃごちゃと纏まりの無い転職への思いを、今沢さんは丁寧に聞いて下さり、私の考えを簡潔な言葉に直してくれました。

また、社会人経験も浅く専門スキルもない自分を受け入れてくれる企業があるのかという不安も、確固とした言葉で払拭してくれました。若さは武器であること、今は人材不足によって売り手市場であること、優良企業に在籍しながらも早くして転職を行う行動力も評価してもらえる面もあること、これらの話を今沢さん以外のエージェントから聞いていたら、都合が良過ぎて私は信じなかったでしょう。しかし、あの誠意のこもったオファー内容と、自信を持って明確に言葉を発する今沢さんに、私は勇気づけられ、転職活動をする自分に自信を持つことが出来ました。

転職活動について

結論から申しますと、最初に今沢さんからご紹介頂いた案件の中のコンサルティング会社から、内定を頂くことができ、現在は充実したビジネス生活を東京で送っています。エントリーから内定までが一ヶ月弱と、地方で働きながらの私にとっては大成功の転職活動となりました。これもひとえに、様々な面でアドバイスして頂いた今沢さんのお陰です。本当にありがとうございました。

今沢さんと電話でのカウンセリングを行ってからすぐに紹介案件のコンサルティング会社への対策を始めました。電話から二日後には企業に提出する履歴書と職務経歴書を書き上げました。その際にも、実務経験もほぼない私がどのようなことを書けばいいのか、何を企業側に伝えればいいのかを分かり易く丁寧に教えて頂き、添削もして頂きました。書類選考が通り、次はWebテストが実施されました。こちらは書店で買ったWebテストの問題集を一週間程ひたすら解き続けてから、自宅のPCで受けました。解き終わった後の手応えは悪かったものの、今沢さんづてに通過の連絡をもらった時はほっとしました。


次はいよいよ面接なのですが、ここで地方在職者特有の問題が起こります。面接日の調整問題です。面接は基本的には平日に実施されます。平日に休みを取って面接を受けに行く、というのは地方で働いていると頻繁にはできません。週末に上京して面接をしてもらおうと安易に考えていた私は、実際に面接の段階になってこの問題に気がつきました。

しかし、私は前々から8月の下旬に夏期休暇で一週間の休みを申請していたので、この休暇を東京での転職活動に充てることが出来ました。本当にこれは運が良かったと思いますし、休みが取り易かった前職の環境にも恵まれていたと思います。それでも、元々旅行を計画していたので東京にいるのは2〜3日でした。その僅かな期間に今沢さんから紹介して頂いた企業の1次面接、2次面接を詰め込まなければなりませんでした。この時は、今沢さんに企業との日程調整をして頂き、本当に助かりました。

面接の対策に際しては、今沢さんが持つ情報量の多さと、それをスマートに活用するプロフェッショナルとしての力を実感しました。企業がどのような人材を欲しているのか、それに対して私のどこをアピールすればいいのか、企業と私の両方を理解しているからこそ出来る、的確な助言を頂きました。一次面接と最終面接、段階ごとに合った対策・アドバイスを頂き、特に最終面接の直前で今沢さんから施されたキーフレーズは、私の転職活動成功をグッと引き寄せる原動力になったと確信しております。

内定後のフォロー

内定の連絡を受けたのが、最終面接を受けた日の夜でした。転職カウンセラーの今沢さんから連絡を受けた時の喜びは大きく、また、やっと転職活動が終わったと安堵しました。しかし、その次には退職手続きへの不安が沸き上がってきました。今沢さんは退職についての方法や手順についても丁寧に教えて下さいました。そのお陰で、前職の会社に対してスピーディー且つ迷い無く退社の意志をしっかりと伝えることができ、有給の消化を使うことで東京への引っ越し等の入社準備を済ませることが出来ました。早期の退職にも拘わらず、円満に退職をすることができて良かったです。

転職活動を終えて

転職活動をする際は、少なくとも信頼できる誰か (友達でも先輩でも) に相談をして客観的に観てもらう必要があると思います。私はその役割を転職カウンセラーの今沢さんに担ってもらえたことが転職成功の鍵だったと考えています。


地方から首都圏に転職をするのは確かに難しい面があります。私の場合は飛行機を使っての移動が必須であった為、金銭的にも短期間で決めなければという焦りがありました。また、新卒入社して半年も経たない自分が大きな企業に採用される訳が無いと思っていました。その為、自分で応募していた企業は中小規模の案件で勝手にハードルを低くし、とりあえず東京に出られれば良いという、今思えば極めて投げ遣りな転職活動でした。

そんな時に今沢さんから紹介してもらった企業は、ネームバリューのあるいわゆる優良企業ばかりです。正直なところ、最初は記念受験? のような心持ちでした。そんな私の適当な気持ちを電話カウンセリングでの会話から察した今沢さんに 「絶対にそんな気持ちでは内定を貰えません」 とキッパリ言われました。しかし、それと同時に私が転職をする理由を再度明確に言語化して頂き、それに見合う相応しい企業が紹介する案件であることを、筋の通った熱意のある言葉で説明してくれました。今沢さんによって、良い意味でその気に、本気にさせられてしまいました。


あの時の今沢さんからの叱責が無かったら、今の私はないと思います。本当にありがとうございました。


私と同じように新卒入社して早期に転職を考えている方々の参考になればと思い、『転職体験記』を書かせて頂きました。 “新卒で入社した場所・会社は間違いだった、” そう確信しているなら転職は有効で前向きな解決策の一つである、ということを知ってもらえれば幸いです。

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