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実務経験1年の弁護士、法律事務所から、企業の法務部へ

実務経験1年の弁護士、法律事務所から、企業の法務部へ

No.820
  • 現職

    一般事業会社(金融機関) 法務部 法務担当 (インハウスローヤー)

  • 前職

    法律事務所  勤務弁護士

花岡 慎太郎 氏 30歳 / 男性

学歴:中央大学 法学部 法律学科 卒
中央大学 法科大学院 修了
弁護士(第67期司法修習)

転職の決意

私は、弁護士登録後、弁護士1名で経営している個人事務所に入所致しました。取扱業務は、一般民事・刑事事件であり、いわゆる町弁です。
入所して約4ヶ月経った頃、待遇、所内でのコミュニケーション不足、拘束時間等、様々な理由から転職することを決意しました。
転職にあたって、再び町弁という選択肢もありましたが、大学時代から目指していた企業内弁護士になりたいと思い、事業会社に絞って転職活動をすることにしました。

転職サイト

[1] 別の転職サイト

私は、一般的な就職活動をしたことがなかったため、転職方法についても、右も左も分からない状態からのスタートでした。
そこで、転職のプロに相談することが転職への近道と考え、まず別の転職会社(以下、「A社」という。)を利用しました。
A社によると、私のキャリアから応募できる企業は1社のみであると伝えられました。紹介された会社の条件面に多少不満がありましたが、他に紹介できる会社がないと言われてしまった以上、面接に臨むことになりました。
結果として、内定を頂きましたが、当初から抱いていた条件面での不満を払拭できず、内定を辞退することに致しました。

[2] (株)エリートネットワーク様

そこで、私は、もっと条件の良い事業会社はないかと思い、(株)エリートネットワーク様に連絡しました。
すると、私を担当して下さった横関さんは、迅速にカウンセリング日を設定し、その場で30社近くの会社を紹介して下さいました。
また、会社の紹介にとどまらず、100%転職を成功させることを約束して下さいました。
弁護士という職業柄、確実という単語使うことはなかったため、横関様の励ましには非常に心強さを覚えました。

転職活動

[1] 面接対策

私は、法務部を志望していたものの、事業会社における法務経験は全くありませんでした。そこで、入社後に、色々経験させて頂いて、会社に貢献できる人物であることをアピールすることにしました。
まず、会社の商品も知らずに法務審査をすることはできないと考えたため、ジョブローテーションを積極的に受け入れる姿勢をアピールしました。

次に、応募企業に興味があることを示すため、当該会社の業界、事業の仕組みについて説明した書籍を購入し、読み耽りました。
更に、自分のコミュニケーション能力の高さをアピールするため、全ての経歴・体験を洗い出し、具体的且つ簡潔且つユニークに説明できるよう事前準備をしました。
私が講じた対策は、以上の3点です。世の中に出回っているハウツー本にも一応、目は通しましたが、人と同じことをしても採用されないと考えたため、参考にしませんでした。

[2] 面接本番

転職カウンセラーの横関様に、ある事業会社の紹介をお願いしたところ、1週間程度経った後、書類選考の通過及び一次面接日が決定致しました。
面接では、上記に掲げた3点を中心に、面接官の表情を見ながら興味を持たれた内容について膨らませて話をしました。また、当日は、話の内容に迫真性を持たせるため、付箋付きの書籍を持参し、会社に興味が有ること、既に入社を見据えて取り組んでいることをアピールしました。
その結果、3次面接までトントン拍子に進み、無事内定を頂くことができました。
応募から内定まで期間にして、約1ヶ月ほどです。

おわりに

この度、無事に希望通りの転職をすることができたのは、全て横関様のお蔭です。
多数の会社を紹介して頂くにとどまらず、実際の面接の直前に2度もご相談に乗って頂き、励まされました。また、メールでの質問に対するレスポンスの早さには驚かされます。
このようなご対応のお蔭で、私は自信を持って、面接に臨むことができ、良い結果が生まれたのだと感謝しています。

最後になりますが、この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。
横関様、短い間でしたが、本当にありがとうございました。

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