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社内SE、地方から東京への転職 (大手私鉄)

社内SE、地方から東京への転職 (大手私鉄)

No.981
  • 現職

    一部上場 首都圏基盤の鉄道会社  IT企画部門 社内SE

  • 前職

    一部上場 地方大手インフラ会社  社内SE

八田 哲雄 氏 32歳 / 男性

学歴:東京大学 大学院 修了
TOEIC 810点
応用情報技術者
情報セキュリティスペシャリスト

●はじめに

この度、(株) エリートネットワークの転職カウンセラー廣重さんのお力添えもあり、地方から東京への転職を成功させることができました。
今回の転職活動を通じて感じたこと、地方から東京への転職活動において工夫したことを中心に、『転職体験記』 を書かせていただきます。
同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

●転職するに至った背景や理由

私は高校時代まで地方で過ごし、その後、東京で大学生活を送りました。
新卒の就職活動では、勤務地を強く意識することなく、実際にお会いした社員の方の雰囲気や、この人たちと一緒に働きたいという思いから、結果的にUターンという形で、地元のインフラ企業に就職しました。
前職では、人にも恵まれ、職場の雰囲気も良く、若いうちから仕事を任せていただくこともでき、それなりに充実した社会人生活を送っていました。

しかし次第に、東京と地方で得られる情報の質や量に大きな違いを感じ始めました。
特に業務で携わっているIT業界は変化が早く、その動向を把握するために、度々東京に足を運ぶこともありました。
そしていつしか、よりIT業界の動向をキャッチアップでき、ビジネスの中心でもある東京で思いっきり職業人生を全うしたいと思うようになり、転職を決意しました。

●転職カウンセラー廣重さんとの出会い

転職を決意した後、早速転職サイトに登録しました。そこで、エリートネットワークの転職カウンセラー廣重さんと出会うことになります。
コンタクトを取ってみると、年末の慌ただしい時期にも拘わらず、即お返事をくださり、また、私が地方在住ということでお気遣いいただき、初回面談はお電話にて丁寧に対応してくださいました。

面談では、廣重さんが投げかける質問に答えていくうちに、自身の今回の転職に向けた考えが整理されていきました。
さらに、廣重さんご自身が企業に足を運び、直に稼がれた情報を惜しみなく伝えてくださったので、自分で調べるだけでは掴みにくい志望企業の社風等の生の情報を得ることができました。

その後、廣重さんのアドバイス通り、志望企業のホームページや有価証券報告書を隈なく読みました。そうしているうちに、志望企業への理解が深まっただけでなく、共感できる点も再発見したことで、志望企業に対してますます魅力を感じるようになりました。
結果、採用面接当日は、絶対に入社したい!という思いが、私の全身から滲み出ていたと思いますし、それが面接官の方に伝わったのではないか、と思います。

●地方から東京への転職活動について

私の場合、前職を退職せずに転職活動を開始しました。仕事を続けながら、遠方での転職活動をする際、移動時間も含めた面接時間の確保が大きなネックになってくると思います。同じ地域での転職活動とは異なり、面接のために、半日もしくは1日単位で平日の休みを確保する必要があるからです。

私は、どうしても外せない重要会議がある等、絶対に出社する必要がある日に、他の打合せ等の予定をできる限り詰め込み、半日もしくは1日単位で予定の入っていない日を作り出しました。
志望企業から指定された面接日が会社を休めない日とバッティングした場合には、事前に準備していた予定の入っていない日に面接日程を変更してもらうことで、貴重なチャンスを逃すことなく、転職活動を全うすることができました。

また、可能な限り、面接前日に現地入りし、前泊するようにしました。些細なことかもしれませんが、面接会場の場所の確認等を前日にしておくことで、当日は、時間はもちろん、精神的にも余裕を持って、落ち着いて面接に臨むことができたと思います。

●転職活動を振り返って

最も志望度の高かった企業から内定をいただくことができ、私の転職活動は大満足の結果となりました。

活動期間は、開始から内定まで約1ヶ月半でした。
これだけ聞くと、順風満帆な転職活動のように見えますが、この1ヶ月半は非常にハードな毎日でした。

まず前職の業務が忙しい時期でしたので、転職活動のための時間を確保するのが大変で、体力的にハードでした。
睡眠時間を削り、趣味や大好きな飲み会の場は最小限に抑え、朝は早起きしてカフェで、夜は帰宅後に家で、企業研究や面接の準備をしました。通勤時間も頭の中で自身のキャリアや将来について、ずっと考え続けていました。

また、志望企業を調べれば調べるほど志望度が上がり、絶対に入社したい!失敗したくない!という思いが強くなるが故、精神的にもハードでした。
その時は、“転職活動が精神的に辛いと感じるのは自身のキャリアを真剣に考えている証拠、面接で緊張するのはその企業に心から入社したいと思っている (自身の選択は間違っていない) 証拠” と自分に言い聞かせ、乗り切りました。

体力的にも精神的にもハードな1ヶ月半でしたが、その努力を最高の結果につなげることができたのも、廣重さんのお陰だと感謝しています。

廣重さんは、私の転職活動への意気込みを真正面から受け止めてくださり、思いをぶつければ、それ以上に返してくださる方でした。
書類を作成した際も、すぐさま志望企業に足を運んで書類を提出してくださいましたし、コンタクトを取れば、その日のうちに返信をくださり、内定に至るまで手厚くサポートいただきました。
本当にありがとうございました。

前職のインフラ企業では、社会基盤を支えているという使命感を持って仕事をすることに自身のやりがいを感じていましたので、東京でもそのような企業に入社して仕事ができることに大きな喜びを感じています。
また、これまで面接でお会いした方々も良い方ばかりで、一緒に働けることが楽しみでなりません。
早く職場に慣れ、これまで培った実務経験を生かし、会社や地域に貢献したいと思います。

最後になりましたが、今回の転職活動でサポートしてくださった廣重さん、ご縁を与えてくださった現職の皆さま、ビジネスマンとして育ててくださった前職の皆さま、支えてくれた友人、ここまで育て上げてくれた両親、これまでの私の人生に関わった全ての方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

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