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企業インタビューいろんな企業に、事業内容や社風、採用活動などについて、経営者や人事担当者に取材した声をまとめました。
―― 第10回 ―― ![]() (株)シニアコミュニケーション 取締役副社長 馬谷 尚利氏 > まず始めに、高齢化が進む日本における、シニアマーケットの現状を教えて下さい。 今や日本のシニアマーケット市場規模は、100兆円超とも言われています。高齢化が急速に進み、2003年時点で、日本の全成人人口における50歳以上の割合が50%を上回っています。高齢化社会へと変遷するスピードも、欧米諸国の80~100年という長期スパンに対し、24年という短期間での到来となったため、人々の意識は勿論、文化面やインフラといったサービス・社会基盤が、この急速な社会変化に対応し切れていないのが現状です。ひと昔前と現代の50 代・60代では、価値観や求めるものの質が大きく変わって来ているにも拘らず、「シニア」という言葉から連想されるイメージ・先入観からマーケットがシニアに対して提供している商品と、本当にシニアの方々が求めている商品には、大きなギャップが生じているのです。 > 御社が手掛けられている多岐に亘る事業内容を、具体的に判り易く教えて下さい。 経営理念にも掲げている『シニアがいきいきと暮らせる社会の実現に貢献する』を目指し、2000年に(株)シニアコミュニケーションは設立されました。社名の「シニア」という言葉の響きから、介護福祉サービスの会社だと勘違いされる方もいらっしゃいますが、我々の言う「シニア」とは、ネガティブな発想から来る「シルバー」「老人」ではなく、今後のセカンドライフを満喫していく元気な消費者としての、主に50代・60代の「アクティブなシニア」を指します。シニアに対する従来の固定概念を取り払い、実際のマーケットに供給される商品やサービスと彼らの真の需要との乖離を埋めていくことで、社会(企業)とシニアの橋渡し的存在となることを目的としています。 日増しに高まるビジネスニーズの中、当社では3つの柱を軸に事業を展開しています。 ![]() 取締役副社長 馬谷 尚利氏 人事・管理統括部 部長 山下 健太郎氏 > 他の追随を許さず、ここまで成長を遂げられた御社の強み・成功の秘訣は何ですか? そもそも、何故このシニアマーケットが今注目され、各企業が本格的にシニアビジネスに取り組んでいるのかと言うと、このマーケットはただ規模が大きいだけでなく、お金を使う裕福なマーケット層だからです。子供の独立・結婚、孫の誕生、都心回帰や田舎暮らしに伴う住み替え等、人生における大きなイベントが多く、特に、住まい・不動産、金融、医療・健康、娯楽・エンターテイメント、冠婚葬祭の5分野の需要は、今後も拡大傾向にあります。本当に良いと感じるもの・欲しいものに対しては、惜しみなくお金を使う世代なので、如何に彼らのニーズを汲み取るか、がビジネスを成功させる上で最も重要なポイントになります。 現在、当社のお取引先は1350社超。何故当社がこれだけ多くのクライアントから重宝されているかと言うと、定量・定性調査を合わせて、2400件(2007年2月末現在)を超える調査を実施しており、この圧倒的な「シニアの生きた情報」のデータベースを基にサービスを提供しているからです。シニアのニーズを的確に捉える情報源として、50歳以上のオピニオンリーダー1万名を擁する当社独自の会員組織『MASTER』や50歳未満お断りのコミュニティWEBサイト『STAGE』、シニア向けメールマガジン『STAGE style NEWS LETTER』等を有しております。組織と2つのメディアが相乗効果をもたらす相互ネットワークを構築し、これを土台として双方向の情報交換が出来る仕組みを創り上げました。いつでもシニアの方に情報発信が出来ると共に、即座にその反応を見たり、意見を拾い上げることが可能です。当社の提供するサービスは机上の空論でなく、この様なリアルな情報に基づいた実質的なサポートであるという点が、企業から評価されたポイントではないでしょうか。ナショナルクライアントに加え、最近では、シニア層のマーケティングは重要だと認識していたものの参入し切れずにいた企業からの依頼も多く、それらを通じて更に各企業のシニアビジネスの動向が見え、その結果、シニアビジネスのノウハウがどんどん当社に蓄積していく好循環が生まれています。事業領域が多少重なる競合他社はあっても、当社と同様に、圧倒的な情報量のデータベースと独自のネットワークを活かした横断的で一気通貫の事業展開をしている企業は他にありません。今後も更に需要が高まる巨大マーケットの将来性は限りなく大きく、同時に、我々が果していかなければならない責任も強く感じております。 ![]() 人事・管理統括部 部長 山下 健太郎氏 > 御社から見た、紹介会社としての(株)エリートネットワークの仕事ぶりを、どうお感じですか? (株)エリートネットワークは、転職カウンセラーが法人営業担当を兼任していらっしゃるので、候補者の方へ当社のことを事前に詳しく説明して下さっています。候補者の方は、当社のことをある程度深く理解した状態で面接にお越しになるので、時間の限られた場で当社のことを一からご説明する必要がなく、面談がスムーズに進みます。また、候補者のスキルだけでなく性格等の相性面でもきちんとマッチングをされてから当社へ推薦して下さるので、数はそう多くありませんが、非常に精度が高いです。採用を推進する立場の私としては大変ありがたく、これが(株)エリートネットワークの強みだと思います。 > 御社が求める人物像(性格・行動様式・メンタリティー等)を教えて下さい。 年齢・性別・学歴は一切不問、重視するのは業務アウトプットの「質」と「量」です。(株)シニアコミュニケーションという社名を名乗っている以上、シニアのことを世界で一番知っている存在であるべく、一人一人が(株)シニアコミュニケーションの代表だという自覚を持った行動を求めます。 当社の社風を敢えて数式で表すと『コンサルティングファーム + 広告代理店 + 金融機関÷3』。物事をロジカルに捉え、クライアントのゴールに対してプロとして仕事を完遂する部分(コンサルティングファーム)と、プロモーション・マーケティングという軸でシニアマーケットに対してどんな価値を提供出来るのかというアイディアを創造する部分(広告代理店)、加えて、お取引頂いている著名クライアント企業に対する企業としての信頼感の部分(金融機関)、この3つの要素を持ち併せている"バランス感"が大切です。シニアマーケットを全体的に捉える大局観も必要ですが、中でも、クライアントに対して何が出来るかというマーケティング視点を持てるかが最も重要です。シニアマーケットという誰も挑戦したことのないマーケットで新しいことを生み出していく事業ですから、既存の概念や前職での経験を活かす部分もあるものの、それを一旦リセットして新しい価値判断基準を持つことが出来る方は、当社に入社した後も伸びている方が多いです。逆に、今まで培ってきた「殻」が強固過ぎて、過去の成功体験、やり方にこだわる方は難しいでしょう。 シニアマーケットで確固たる地位を築き、上場後の更なる成長を図る「第2創業期」を迎えた当社では、既存事業を右から左へ流すのではなく、会社をもっと大きく育てていきたい方、自分を試したいという方、会社から設定されたゴールは、何があっても納期までに達成するベンチャーマインドを持った方をお待ちしています。仕事は勝ち取っていくものです。錚々たる大企業を相手に、若くして実力以上の大きなプロジェクトに携われる環境下で、仕事のダイナミズムを肌で感じながら経営者の近くで仕事に携わって行きたい方には、フィット感が高いと思います。 ![]() > 面接で重視なさるのは、どのような点ですか? 採用で重視しているのは、「プロ意識」と「WILL(意志)」です。 > 本日はお忙しい中、長時間に亘りご協力頂き、ありがとうございました。
※この記事の内容は掲載当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、役職名等は現在と異なる場合があります。
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